2019-01-01から1年間の記事一覧
https://youtu.be/XoREWNQnnBM e'rythin'' pops out
分解して検証しましたが、原因は不明。全体のひょっとしたら、2割近い豆が何らかの影響を受けているようなのですが、どこに豆が溜まっているのか、まったくわかりませんでした。一番考えられるのは、ダンパーの前の排気ダクトですが、ここはそれなりの高温に…
先日の焙煎。一応、焙煎直後の状況からひょっとしてそう悪くはないかもと思っていましたが、自分の求める水準には程遠く、廃棄が決定。どうしてかわかりませんが、全体の5%から10%くらいの豆がどこかに引っかかって後で落ちてくるようで、少量とはいえ、…
本日は最小250gから500gまで久しぶりに9バッチほど連続で焙煎してみました。 いままでで、比較的いい結果がえられた環境に戻し、あとは細かいことは考えず、その時の排気の匂いや豆の表情だけを頼りに焙煎することにしました。 過去の焙煎を振り返ってみて…
単純な方法で火力をハイブリッド化してみたのですが、電気を併用するメリットはガスではありえないきめ細やかな火力の制御ができること。 ただし、色々な装置をつけると操作が複雑になってしまったり、注意散漫になって、肝心の豆の状態に応じた焙煎というの…
ここまでで燃焼に必要な空気の流量についてはおおよその見当がつきました。 実は、焙煎中に消費される酸素はそれだけではありません。 特に焙煎の後半には大量のCO2が発生してきますが、このO2の供給の大元は全てではなくてもかなりの部分、大気中の空気と思…
再び、C3H8+5O2→3CO2+4H2O という式で検討します。 全開で燃焼している条件での酸素の消費量から、必要とされるエアフローは75リットル/分でした。(プロパンはバーナーについたノズルから別経路で流入しています。) この中の酸素(15リットル)がすべて燃…
R103のバーナー最大火力での消費カロリーは6000kcal/hですので、 バーナー全開だと1時間あたり0.25m3のプロパンを消費します。8キロのガスボンベは全開だと16時間しか持たないことになります。(1m3が約2kg) 1時間で3バッチとして48バッチ。余熱で消費する…
なんとかある程度、目標の焙煎度に合わせられれば、中深煎り以降でしたら、なんとか、もう少しで本格的にお出しできそうなところまで、きてはいるのですが、手である程度うまく焙煎できた時や、以前の小さなロースターで上手くいった時に匹敵するところまで…
新しくドラムに流入する空気の温度を測る方法を改良し、またドラムとバーナーの関係を調整する仕組みを導入して、なんとか流入する空気の温度を必要とあらば400度近くまで上昇させることができるようになりました。ただ、他の条件をうまくバランスさせること…
あまりしょぼい内容ばかりアップしていたら、ついに一昨日はアクセスがゼロでした。 今日はこの前抜歯した分の抜糸【歯科用語では、ばついと、と読む】をしてきました。 奥歯がなくなって、食事はしにくくなったのですけど、頭の重いのがなおって、軽くなり…
とあるトーマスのある風景 先日、福岡のミカフェート にいってきました。ついでに地域の名店やらもチラリ訪問。今の自分の立場でどのようなコーヒーをどういうスタイルで提供すべきか、考えたこと。 やはり福岡の土地という条件を考慮に入れると、単純なスペ…
オペレーションはなぜかカリタベース なのに、ディスプレイはフジのR-440が前面に。
1)故障した補助排気ファンについては、工業用の本格的なファンを使うか、大本のファンの方を大きく改変するか、それとも強力な換気扇を組み合わせるかなど検討したのですが、とりあえず、使用していたファンのさらに強力なバージョンがたまたま手に入りそう…
フロントパネルの温度の測り方を変更してみて、どうも通常の使用条件ではよほどたくさん、切れ目なく焙煎しない限り150度台くらいにしかならないことがわかりました。プロントパネルの炭を落としてしまったのですが、これはそのままにしていた方が良かったと…
新旧豆温度計の比較 これはもとの豆温度計の位置に使うもので実質はドラム内温度計です。 焙煎の前半を水分を抜く工程であるとしてみると、例えば天ぷらの油の温度はネタにより、160度から180度。カラッと短時間で仕上げるにはおおよそ170度前後の温度が必要…
短時間焙煎にもほどがある。 やはりこの焙煎機の場合ですと、熱風式の真似は無理で、もう少し時間をかけるべきでした。小さな豆ですので、10分で行けると思ったんですが、(最低、2〜4分程度は余計に必要なようです。ただし、余熱が十分すぎるくらいでし…
先週、焙煎したうち、最後に残っていたケニアを1.5キロほど焙煎したものがほぼ唯一、狙っていた甘みが十分に出ていて、まずまずの出来でした。 といってもこの時点ではまだ排気が不十分だったので、特に焙煎直後は排気不足気味に感じられ、少し平凡というか…
どうしても排気と火力のバランスが取れずにいたところ、手持ちのファンを4つ連結して、排気を猛烈にアシストし、ダンパー操作でファンの風切り音がはっきり変化するくらいの状態に持って行ったところ、ようやく乾燥気味のモカマタリ、560gを半熱風らし…
やっと、補助ファンの拡張が完了しました。使用していた大径ファンはあまりに強力なファンであやうく親指を飛ばすところでしたが、変更して、単体で以前の3倍程度の風量を確保できるスペックの少し小ぶりのファンに変えました。実質的な変化は体感で30%くら…
今回、初めて、豆を洗ってみました。800g弱のプチ高級なイルガチェフが中途半端に余っていたので、思い切って実験台に。 9.7%の含水量の豆に対して8%の水分を吸わせた状態で、投入。(本当はもう少し水分を切って投入すべきだったとは思います) これでや…
そのままでも実はいけます ちょっと、あるところの炭入り食パンというのを試してみました。 単に炭が入っていて黒いだけだと思っていましたが、そうでもありませんでした。 意外にうまい。 コーヒーもイタリアンになると、ほとんど炭にお湯を注いで滴る水を…
ごく一般的な豆温度を測れる業務用の焙煎機の場合、投入時にどの温度を選ぶかが焙煎の最初のステップとしてあります。 例えば富士の場合で、適正焙煎量の最大値を最初に焙煎開始する際の目安は通常200度あたりから。 連続して焙煎する場合、窯が温まるにつれ…
若松区に新しくできたカフェのプリンとコーヒーです Michikusa Fikaといいます。プリンとても美味しかったです!
豆温度についていろいろ書いておりますが、ボトムについて、ごく一般的にいえば、その窯指定の標準的な焙煎量で始める場合、摂氏100度あたりで底を打つペースで焙煎を組み立てている方が多いようです。 例えばそこから、一ハゼは180度として、8分後とすれば…
いよいよ秋も深まり、あったかいコーヒーが恋しい季節になってまいりました。 今のところ、くろちゃまめの商品はコーヒー色をした豆、と茶色と黒のお湯ということになっておりまして、まだまだこれがコーヒーでございと、上段に構えてお出しするようなもので…
BT つまりBEAN TEMPとは豆温度ですが、いったい何の温度を測っているのでしょうか? Loringみたいなアメリカの新しいメーカーの場合、どちらかというと豆の表面温度を測ろうとしているかのようです。これは循環型の熱風式ということも大いに関係していると思…
フジロイヤルの焙煎において、重視される項目に中点(本来の意味としてはおそらく宙点)という概念があります。 英語に直訳すればターニングポイント、豆を投入した後、下がっていた温度がいったん底を打って上昇し始める、その底の部分の温度と時間のことを…
フジロイヤルでのローストにはニュートラルという概念があります。 何をもってニュートラルと呼ぶかはさておき。 普段、業務でフジを使うことのない方でも、ディスカバリーなどでローストする際は、投入口に手をかざしている方がほとんどなので、共通言語と…
遠赤外線を使うと豆の芯まで火が通るという説があります。 それも炭火だとさらにいいという話もあります。 遠赤外線ヒーターをつかっただけのなんちゃって炭火焙煎も結構あるようですが、 それをOKにしてしまうと、普通のグリルで煎ったコーヒーも炭火焙煎に…