The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

必ず決まった温度で爆ぜるということ

https://youtu.be/XoREWNQnnBM e'rythin'' pops out

なぜか、豆が引っかかる件

分解して検証しましたが、原因は不明。全体のひょっとしたら、2割近い豆が何らかの影響を受けているようなのですが、どこに豆が溜まっているのか、まったくわかりませんでした。一番考えられるのは、ダンパーの前の排気ダクトですが、ここはそれなりの高温に…

先日の焙煎の評価と本日の焙煎

先日の焙煎。一応、焙煎直後の状況からひょっとしてそう悪くはないかもと思っていましたが、自分の求める水準には程遠く、廃棄が決定。どうしてかわかりませんが、全体の5%から10%くらいの豆がどこかに引っかかって後で落ちてくるようで、少量とはいえ、…

結局、完全にカンに頼ることに。

本日は最小250gから500gまで久しぶりに9バッチほど連続で焙煎してみました。 いままでで、比較的いい結果がえられた環境に戻し、あとは細かいことは考えず、その時の排気の匂いや豆の表情だけを頼りに焙煎することにしました。 過去の焙煎を振り返ってみて…

焙煎のハイブリッド化

単純な方法で火力をハイブリッド化してみたのですが、電気を併用するメリットはガスではありえないきめ細やかな火力の制御ができること。 ただし、色々な装置をつけると操作が複雑になってしまったり、注意散漫になって、肝心の豆の状態に応じた焙煎というの…

焙煎に必要な空気の流量について

ここまでで燃焼に必要な空気の流量についてはおおよその見当がつきました。 実は、焙煎中に消費される酸素はそれだけではありません。 特に焙煎の後半には大量のCO2が発生してきますが、このO2の供給の大元は全てではなくてもかなりの部分、大気中の空気と思…

今度は適正な燃焼後の排気について検討してみる 不完全燃焼にならないためにも

再び、C3H8+5O2→3CO2+4H2O という式で検討します。 全開で燃焼している条件での酸素の消費量から、必要とされるエアフローは75リットル/分でした。(プロパンはバーナーについたノズルから別経路で流入しています。) この中の酸素(15リットル)がすべて燃…

とりあえず、燃焼に必要な空気を計算してみる

R103のバーナー最大火力での消費カロリーは6000kcal/hですので、 バーナー全開だと1時間あたり0.25m3のプロパンを消費します。8キロのガスボンベは全開だと16時間しか持たないことになります。(1m3が約2kg) 1時間で3バッチとして48バッチ。余熱で消費する…

現状の課題と対策 熱風が足りない

なんとかある程度、目標の焙煎度に合わせられれば、中深煎り以降でしたら、なんとか、もう少しで本格的にお出しできそうなところまで、きてはいるのですが、手である程度うまく焙煎できた時や、以前の小さなロースターで上手くいった時に匹敵するところまで…

現用焙煎機の基本的な特性とその対策

新しくドラムに流入する空気の温度を測る方法を改良し、またドラムとバーナーの関係を調整する仕組みを導入して、なんとか流入する空気の温度を必要とあらば400度近くまで上昇させることができるようになりました。ただ、他の条件をうまくバランスさせること…