The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

この日は、初めて1キロの焙煎に挑戦しました

設計者は当初300gまでの焙煎器として、考えていたようですが、ドラムの容積から考えると、500gは余裕で、豆の飛び出しさえ防げて、排気がしっかりできれば、そこからだいたい3割り増しの650gまでは問題なく煎れるはずでした。

実際、偶然かもしれないものの、638g焙煎したマンデリンの結果が相当よかったので、徐々に増やして、コロンビアで800g、1キロの焙煎を試して見ました。

見かけでは800gまでは十分に攪拌できていて、豆の膨らみ具合も十分でした。

1キロでも一応、浅煎り気味ながら、問題なく、煎れてしまいました。ただ、これは使用した豆のクオリティがもともとテスト用の安めのグレードのスプレモということもあって、味は今ひとつでした、

いま手元にある、難しい豆の典型の一つ、マラウィも750gでまったく、豆が膨らんで来なかったので、味などを考慮したこの焙煎器の実用上の焙煎量の上限は600〜650gと決まりました、

これだと、実際は750gが上限と言われているフジロイヤル の1キロとあまり変わりないです。

ちなみに火力だけは2キロくらい余裕で煎れそうな余裕がありまして、100gくらいだとガスの圧力をみる計器がほとんどゼロに張り付いたままでも、火力オーバー気味になります。

200gでも途中ほとんど針が触れないくらいに落とさないといけない場面があるくらいなので、計器の誤差で、メーターをつけた意味がありません。

そのくせ、短時間焙煎は不得手で、どうしても長時間焙煎になってしまいます。ハマった時の味は大手の機械よりいいかもしれませんが、生産効率は低いです。