The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

改装の前にしたいこと

現用の焙煎機にはいろいろな問題があり、

まず、

⓵焙煎中のチャフを有効に排出することができないこと。

⓶データロガーがわりに使っている装置が不安定でセンサエラーがひんぱつしたり、データが止まってグラフが残せないこと。

⓷特に少量の焙煎でガス圧の調整がシビアで再現性にかけること

などがあります。

⓵については、焙煎器のハウジングが四角であることの影響が大きいと思われるので、よく使われている断面が円のタイプで作り直してみようと思います。そうすれば排気の流れがスムーズになって、より多く排気で引けるはずです。それと、直火で通す場合は、チャフが素直にバーナーの下に落ちるようにすればかなり改善されると思われます。またバーナーの熱がハウジングに伝わりにくいようにすれば、チャフが溜まっても漕げずに済みます。もしうまくいけば、もっと浅煎りにしたり、短時間で焙煎してもうまくいくはずです。

追記)これについては単純に下部の開口を大きく開けて、チャフを下に落とすことにしたいと思います。また上のハウジング部分の内側に円筒をいれて空気の流れをコントロールしてみようとおもいます。

②についてはやはり専用のデータロガーを導入する必要がありそうです。ある程度は再現性を高める工夫として、最新?の電子機器を利用すべきでしょう

③についてはデジタルでガス圧を計測できる機械の導入も検討していますが、精度は大して変わりません。やはりもっと本式の熱風式に近づけて熱効率を落としてやるのが却って早いかもしれません。それまでは過熱水蒸気をもう少しやってみようかと思います。

とりあえずは、一応信頼できる日本製の温湿度計を購入して正確に条件を記録するとともに、なるべく早めに部屋の広さにあったエアコンを導入して、ベースの条件を揃えてゆきたいと思っています。