現在、コーヒーにあうチョコレートを探しています。といっても、本場ベルギーとか、おフランスの高級なものを求めているわけではありません。
そういうのは、チョコレートが主役の世界だと思うので、コーヒーが脇役になるのはちょっと本末転倒というか、もっと身近なものでいいと思うのです。
で、チロルチョコーレート 3種+1を試して見ました。
1つは今、チロルチョコレートして売られているもの。コーヒー味のヌガーというのが真ん中に入っています。
2つめはガトーショコラというので、本場ベルギーのチョコレートが使ってあるというのが売りです。
3つめはクッキークランチの入ったバニラチョコクランチというものです。
普通のチロルは味のバランスはまとまっていて、甘さの加減もいいのですが、コーヒーの味がちょっと余計です。単体で食べるならいいとしても、コーヒーのあてとしては、ほとんど失格レベル
ガトーショコラは確かに高級感のある今流行りのビターチョコの風味があって、チロルらしくないチョコ。チロルとしては高価で、なおかつ値段相応以上に美味しいとは思いますが、もっとコーヒーを引き立てる立場でいてほしいものが、あまりに主張するので、ちょっと全体にくどい印象になりがち。これはすぐに飽きてしまう選択です。
3つめのバニラチョコは面白いとは思いました。ちょっとキットカットなどにも通じる感じがまた、新しいチロルの魅力を引き出している感じがします。ただし、3つの中ではもっとも甘く、最近の甘いものを食べ飽きた子供にも、ちょっとくどいと思われかねない味です。
お腹が空いているときに、1個ならいいけど、ちょっとねという感じがしないでもありません。
結局、チロルの中では、初期のオリジナルバージョンが一番、あっさりコーヒーと一緒に口の中で溶け出す感じと、少しだけ、ミルクヌガーがアクセントとなって、後味と一緒に残る感じで、一番しっくりくる印象でした。それも、オリジナルのサイズの細長いやつでなくて、1センチ角くらいの小さなやつが意外にバランスがいいのです。
一部の限られた店舗でしか扱いはないかもしれませんが、これまでのところ、結構いいと思います。あくまでもチロルの中での話ですけどね。
あの、ミルクヌガーで歯の詰め物がとれそうになるような、ねばり付く感じが気になる人もいるかもしれませんし、あれはチョコレートじゃないよ、という方もいらっしゃるかもしれません。
ミルクや砂糖の代わりに口の中に放り込むには、そこそこいいかなという程度ですが