The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

本日の焙煎部の活動報告

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煎りたてマンデリン

本日は新しく改造した釜で、ちょっと安パイに振って、500gで焙煎して見ました。

これくらいだとまだまだ余裕がありすぎて、ドラムの中は、結構ガラガラです。

相変わらず、1ハゼが最初散発的になりがちですが、そうかと思えば、後半一気にハゼたりして、まだまだ火力の加減をつかめているとは言い難いのですが、だんだん、慣れてきました。

結局、最初の3分程度はかなり強めに火をいれてもいいのですが、その後はどこかで緩める必要があり、そのタイミングや温度でその後の焙煎の特性に大きな影響があります。どこで止まるかは、豆の種類と量、乾燥度と火力の兼ね合いでその時々で変わる可能性があるものの、今の温度計の表示で、一般に言われているより、20度近く高い、大体180度の手前あたりまで一気に加熱した後、温度勾配がほとんど平行になる時間をある程度おき、その後は排気やガス圧を調整して、ある程度意図的に1ハゼの状態を作り出さないと、無駄に時間がかかります。ただ、ここをゆっくり辛抱すると、一般の焙煎機では決して出せない味の世界に入ることもあるようです。

とにかく、チャフのような部分が黒焦げなる寸前くらいの温度を長く保って、珈琲豆自体がチャフで燻されたような状態になるのが、特に中深煎以降のコーヒーの場合重要なようです。

やりすぎると、ハゼがくる前にも、表面だけの深煎り風になるので、注意は必要ですが、面白い世界です。ハゼのギアが一段あがったような感じで爆ぜてくることさえあります。

実は、夕方大家さんと電話で話していて、なんで23、24は空けなかったのとお叱りを受けてしまいました。

作業中でもなんでもいいかから、シャッターをあけておきなさいということでした。

開けておくと、焙煎中に話しかけられたりして、困るのですけど、寒い中、人通りがほとんどないし、誰もいないと思っていたら、見られていたんですね。ひょっとして、豆を買おうといらしたかたもいたかもしれないと思い、反省しました=====