The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

外装デザイン 最終候補案 決定

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隣のカーサロマーノに負けないデザインを目指したいところでしたが、

テント部分は、おしゃれなカフェをイメージするような深みがあって、落ち着いたグリーンを表現したいところですが、元のテントの上に載せても、すんなり綺麗にはいきません。色調もあまり選べないというのもあります。下地に白を塗ってもいいんですが、そうすると、もともとグリーンで作られた新品のテントのようなクリアな感じはでないし、下のオレンジの色はどうしても残って表側の印象にかぶるので、少し濁った感じが出てしまいます。

で、もう、いっそのこと、昭和の時代からタイムスリップして戻ってきた雑貨屋みたいな雰囲気丸出しで赤に近い色を載せることにしました。この建物ができたばかりのときに、テントの分だけですが、時間を巻き戻す感じです。

今回、自動販売機の赤に負けない気合いを込めて、バーミリオンという色を選択しようと思います。

本当は車から見える位置に看板なりを設置しないと、一般には効果は薄いんですが、ここで駄菓子やアイスやパンを買って食べて育った方やたばこを購入されていた方もいらっしゃるでしょうから、これでも地元の人にはそれなりの効果はあると思いますし、古ぼけた印象はだいぶ和らぐと思います。

シャッター部分は大家さんの好みのモスグリーンということになりそうです。ただの建物のオーナーというだけなら、聞こえていないふりをして、茶色あたりにしてもいいところだとは思いますが、玄関出た真ん前に見えるわけですから、そうも行きません。

テントの下は極力モスグリーン系統でまとめようと思います。雨風でくたびれた感じのある、真ん中の木戸は作り直すことも考えたのですが、もう風雪に磨かれた感じをそのままに残しつつ、弱くなった塗装を補修する程度にして、壊れかかった部分はそのまま活かして、その上にほとんど常時告知の紙を貼っておこうと思います。