実は、焙煎機本体の2倍くらいするデータロガーを思い切って購入して、元が取れるか不安でしたが、やっとまともにデータが取れるベースができて、だんだんほとんど業務用の焙煎機と同じ感覚で火力調整ができるようになってきました。
特に、今回は、昨日からとりあえず、焙煎量を300gに固定していろやっているうちに、排気ファンに5割り増しの電圧をかけてコントロールすると、中盤以降、ほとんどフジロイヤル の3キロ窯と同じ感覚で火力が調整できるようになってきました。
あともう少し、蓄熱量をあげると焙煎の前半部分もほとんどメーカー製と同じように楽チンに扱えそうです。
ちなみに、焙煎した結果は、焙煎後24時間程度の評価で暫定ですが今のところ、これまで難しかったハイローストからフレンチローストまで、ほぼ破綻なく煎れているようです。
排気も煙臭さや癖がなくなってしまって、少々物足りないかもしれないくらいです。もう少し、うまい具合に煙が絡むように調整できたらいいかもしれません。やはりダンパーに相当する機能もあった方がいいかもしれません。
そういうこともあって、昼間、以前、大坊さん風にうまくいったかなあと思った時の状態をどうやって再現するか考えていて、新しいアイデアが浮かんだので、ちょっと試して見たいと思います。半熱風のようで、実際には半直火といっていいような焙煎機になるかもしれません。
それと、もう少し、排気関係の抵抗を下げて、排気のコントロールの幅を広げ、排気効率をあげて、焙煎量も増やしたいところです。
何はともあれ、とりあえずは、量(生産性)はともかく、味について、メーカー製の真似もやろうと思えばできそうな感触が得られましたし、この先、工夫次第でオリジナリティを出すこともできそうです。
やっとここまできたという感じです。本当は去年の暮れの段階でここまで来る予定でしたが、なんとか、ここから挽回していきたいところです。