The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

コーヒーの木 コーヒー 博物館プロジェクト①

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コーヒーの木、この木から豆を収穫できる時まで、店が続けられますように


日曜にコーヒーの木と色々な野菜の苗を買ってきて、店の周りに植える準備をしました。

実際に色々配置して見て、やっぱり店らしくするには特に正面から見える部分は花を中心に置くべきだと思いましたので、改めて、なるべく一年中花を咲かしてくれるゼラニウムみたいな花を中心に植える方向で準備して、月末までには完成させようと思います。

それと、プラスチックのプランターや園芸用の土はたくさん買って使わないままになっているものがあったのでそのまま利用しようと思ったのですけど、表の目立つ部分に置く分2つか3つだけでも少しデザインのいいものに変えようかと思ってもいます。

焙煎機の改良もまだまだ手付かずのままなのですが、手配していた部品が届くのが今週の半ば過ぎになる予定ですので、こんなことばかりしています。

日曜はどうしても大家さんのリクエストだけは断れず、久しぶりに手網で焙煎して見たのですが、やはり、というか本物の焙煎機にはどうしても敵いません。その理由がようやくわかってきました。

(補足)これはあくまでも一般の家庭用サイズのコンロを使った場合です。

それは単純なことですが、まず高さ方向に手網の容積が足りていないこと。手網そのものが結構空気の流れに対して抵抗になっているのに、その対策ができにくいこと。この二つがとても大きいように思います。

その点、焙煎量の少ないことと、再現が難しいこと、じっくり深煎りするのにあまり向いていないこと、さらに結構疲れることを除けば、フレーバーコーヒーの中川さん考案のミルク缶焙煎機が最強だと思います。無駄に底面積を稼がず、十分に高さ方向に余裕のあるミルク缶を、しかも上部を解放状態で使用するというのが、キモです。

手で焙煎する他の手段と比べて、比較的日持ちのする焙煎にしやすいし、しっかり豆の個性も出せます。

一般の小さなサンプルロースターよりも浅煎りに向いているような気がします。

※手網でも、業務用の6000〜10000キロカロリーくらいの大きなコンロを使って、熱風ですっぽり手網を覆い尽くすくらいにすれば、豆の周りの空気が一瞬にして再加熱されるためか、手編みのデメリットはかなり解消されて、逆に一般の業務用焙煎機ではかなわないかもしれないと思うくらい、焙煎直後から生きのいい独特の個性を持った仕上がりになります。ムラができやすいとか、日持ちのする焙煎がかなり困難だとか、中深煎り以降でないとなかなか難しいとか、熱いとか、ガス代がかさむとか、やはり再現性を保つのが難しいとかいろいろありますが、そこにはまた別の世界があるとは思います。

この状態は豆が小さな手網に入っていることを除けば、大型の熱風式の中に近い条件の焙煎になるかと思います。

(自分は今は、したくないですけどね。ちなみに、一般の業務用なら、6000キロカロリーで2,5キロ、10000キロカロリーもあれば、4キロ位は煎れます)