The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

まだまだ途上ですが、何とか久しぶりに焙煎できました

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なんと、一ハゼの温度172度を計測。くろちゃまめ新記録達成!!

久しぶりにウィンドウズで書いてます。マック版とけっこう違うので戸惑っています。

なかなか、機械の回転がスムーズにいかなかったりして、あきらめかけていましたが、先ほどやっと久しぶりに焙煎できました。モカを300g。

焙煎初日なのでまだまだ味の方は何とも言えませんが、煎っている間のにおいからすれば、(そこそこ、またはそれなりに)いけそうです。少し余熱の時の火力を高めにして、180度くらいでスタートしてもよかったかもしれませんがモカで11分で一はぜスタートというのは、初めてにしては上出来で悪くありません(本当は後1分半以上持たせたかったのですが)。火力はなんと、ガス圧で0.2~0.4KPAで間に合ってしまいました。単純にガス圧とカロリーが比例するわけではないにせよ、これだと、1kwくらいで600g程度煎れることになるので、ヒートガンみたいなものを熱源にしても間に合いそうです。注)実際には、もっと遠火の強火にできないと焙煎は成立しないはずですので、これは無理っぽいですが。

ちなみに以前実験したとき、少なくとも60gくらいまででしたら、十分おいしく煎れましたがその時は、外側のハウジングは実質ありませんでした。

まだまだ排気を最大にすると、大きく排気温度だけが下がった状態になるので、投入口の密閉性を改善したり、やることはたくさんありますが、なんとかある程度のことはできそうです。

今回、排気ポート周辺の隙間から空気が流入している可能性があったので応急処置でふさいでみたところ、思ったよりきれいなグラフが描けました。

大家さんのお姉さまから注文が入ったり、毎週顔を出してくださっている常連の方からも注文があって、のんびりしていられないので、これから、おおよそ7種類の豆を焼いてゆきます。

 (補足)ハゼの温度が上下するのはセンサーの取り付け位置が一定でない証拠ですので、あまりいいことではないのですが、それでもいくらかでも低めに表示されるなら、それはドラム内の空気の温度より、豆の表面の温度に近い温度を計測している可能性があります。焙煎機の形式や焙煎スタイルにもよりますが、1ハゼが起こる前後までの焙煎中のほとんどの時間はドラム内の空気の温度と豆の(表面の)温度の間には20〜30度程度のギャップがあり、加熱中の豆の温度は低めだからです。今回のようにハゼの温度が低く表示されるということは、(焙煎自体が失敗していなければですが)実際の豆の温度に近い値が得られていると思われます。このサイズの小さな釜でこの温度が得られるというのは意外です。ただ、毎回値がブレているようでは、焙煎の再現性を確保するのに役に立たないので、まだまだ改善が必要なことは確かと思われます。

(補足)只今、試飲しています。もっともっと排気を上げて、火力を上げないとバランスをしないところまで持って行った方が良さそうです。豆温度とドラム温度が乖離しているのは、多くの空気が豆に熱を伝える前にドラムに侵入し、なおかつ、排気が足りないために停留している可能性があります。この空気をもっとスムーズに排出しつつ、なおかつ、火力を上げてもいいようにするには、もう少しドラムをバーナーから離した方が良さそうです。

 あと、やはり焙煎量自体をもう少し増やしたいところです。