The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

コーヒーとかき氷の関係

職場でかき氷を削って振る舞うイベントがありまして、本格的なかき氷製造機で作ったかき氷を振舞って、残った氷は職員がいただきました。

そのとき、用意したシロップは何種類かあったのですが、中身は同じとわかっていても、どうしてもいちごをかけると、いちごの風味を感じてしまうし、かなり弱いものの、緑のシロップをかけると、かすかにメロンぽい風味を感じてしまいます。

同じものの色違いだとわかっていて食べているのに、何度試してみてもおんなじように感じるのには自分でも驚きましたが、これ、コーヒーにもありえることだなあ、と思いました。

名店の椅子に座っただけで、すごいものだと感じてしまう。

いいカップにいれてくれただけで、高級に感じる。

綺麗でおしゃれな雰囲気の店内で過ごすだけで特別に感じる。

世界チャンピオンにいれてもらったとか、それだけで感激。

まあ、どれも、くるちゃまめには縁の無い世界ではありますが、

単なる自己満足やマニア受けするこだわりやアピールでもない、

かといって、単純に味や香りや鮮度にこだわるだけでもない、

くろちゃまめ なりのスタイルでありながら、もっと一般に理解される、直接的なわかりやすさ、つまり、くろちゃまめ を利用するメリットなり、便利さなり、プラスここだから、〇〇なんだよね。と思ってもらえる何かを作らなければならないと思いました。

目の前でネルで入れているにもかかわらず、お湯を入れているポット(コーヒーメーカーに見えるらしい)で淹れたと思われてしまう状況からはなんとか脱出しなくてはなりません。

その後、かき氷シロップを買ってきて見たのですが、ちゃんとしたシロップは、きちんといちごにはいちごの香料、メロンにはメロンの香料が使われているみたいで、別々の香りが付いているようです。

よかった。