とあるコーヒーのある風景
あるスペシャリティコーヒーに特化したお店のコーヒーを取り寄せて試してみました。
全体に比較的雑味がでにくい焙煎にはなっています。そして、一般のスペシャリティファンに十分アピールするであろう、特徴的な香り、ただしドライも含めて少々弱め。焙煎したてすぎる可能性はありますが…。
豆ずらは標準より、少しムラを感じる程度。豆の膨らみ具合は控えめ。スペシャリティにしては焙煎度に対して濃いめの色。
抽出液はとても綺麗です。
この店は焙煎のテクニックに到るまで詳細に情報公開されているところなど、素晴らしいと思います。
ただし、残念ながら、自分のコーヒーに求める中心的なエッセンスはほぼ感じられず。
今回の評価方法ですと、地元の近くで営業しているスペシャリティのお店の方がはるかによく感じますし、井川でも十分と思ってしまいそうです。
ある程度、冷めた後は、小倉の水でちょっと渋みが。この辺は難しいところだと思います。今の雨の多い時期の小倉の水は自分の住んでいる地域とほとんど差がなくなりますから、福岡の水は全般にコーヒーの全体をあますところなく引き出す性質があるのかもしれません。
これはどうしたものかと思案中。場合によっては教えを乞おうかと思っていたのですが、とりあえず、抽出をいろいろ試したり、少し時間を置いて再評価してみようと思います。