The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

排気ファン・モーターの点検整備 とりあえずの分解清掃

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排気ファンユニット(羽を外したあと)

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まさか工場出荷時にこの状態はありえないので、交換済みの模様



この個体、排気ファン、モーターユニット部分のめだつところはさすがに清掃してありました。

 3キロ 窯に対して、200Wのモータはオーバースペック気味ですが、これは汎用モータの規格からたまたまでしょう。

ほとんど使っていないと言っていた割には、排気モーターは最低一回は交換した跡があり、ビニールテープで絶縁してありました。しかも、普通は圧着端子をつかうところ、なぜかビス留め。

↓下は取り外したファンのアップ。以外に大型です。

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最新版はアルミの6枚バネと鉄製の8枚羽根を選べるらしいのですが、こちらはなんと5枚羽根。羽が多い方が風は柔らかくなるとは思います。

羽根の数は風量より、風の性質を土台から変えると思われるので、単純に比較できなくらいの大きな差につながると思います。羽が増えてもファンとしての風量は変わらないはずですが、(訂正→どうも8枚羽根はターボファンの形をしているらしく、その分風量は2割ましみたいです)送られる風の性質は変わります。複雑な構造の焙煎機の中に空気を送ったり、排出するには、羽が多い方がおそらく有利でしょう。

下の写真↓ 排気ファンの羽は綺麗に掃除がしてあって、問題なさそうでしたが台から外してみると肝心のモーター前の冷却のための穴が完全にふさがっていました。。

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モーターの前面は灰で埋まって、まるで火山灰に埋もれたような状態。噴火にまきこまれたみたいです。モーターが焼けてもおかしくありません

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掃除してもこの状態なので交換したいところですが、モータの仕様の照会に時間がかかっており、リビルドすることに。

 

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内部にもゴミが入り込んでいたので、掃除しました。こちらは後面なので比較的綺麗