焙煎をしていて不思議なこと。途中でトラブルがあると必ず、焙煎後の変化に影響すること。
例えば、ガスの火が消えて、慌てて付け直すと、本当に、
焙煎当時がよくてその後、劣化したように、感じ、そのあと持ち直して、それなりによくなること。
途中で火力を強めたり、弱めたりを繰り返すと、焙煎後の評価が、バラついたりすること。
豆の中には、まるで記録装置が備わっているようです。
一粒の豆の中で生成する物質の分子の構成が本当におまめが育って、収穫され、焙煎されるまでの一切を記録しているのではないか、そんなことを時折思うのです。