Coffee Beans Kurochamame

for Dripbags, Coffeemakers and hand-brewing

先週末から今週のくろちゃまめ

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短時間焙煎にもほどがある。

やはりこの焙煎機の場合ですと、熱風式の真似は無理で、もう少し時間をかけるべきでした。小さな豆ですので、10分で行けると思ったんですが、(最低、2〜4分程度は余計に必要なようです。ただし、余熱が十分すぎるくらいでしたら、10分でもOKかもですが)
また先週で改修して、風量を増したのは少しやりすぎだったみたいです。(控えめにみても、2.5倍くらいの力で引っ張っていますから)

それはともかく、この個体のいわゆる豆温度計は、実際には、ドラム内の排気に近い温度を計測するためのもので、まったくあてにならないことがわかりまして、(2キロ以上焙煎する場合は別)、急遽、最近の焙煎機で一般的な位置にセンサを取り付けたり、前蓋の温度を計測できるようにしたり、ドラムに流入する空気の温度を簡易的に測れるようにしてみたところ、いろいろなことがわかってきました。

まず、前から回ってくる空気のことですが、これ、前蓋を加熱するために必要なものだったようです。

ここに回り込む空気を遮ると、2時間近く加熱しても、前蓋は150度以上温まりません。

ということで、余熱の際はあまりガスをケチらず、全開もしくはそれなりにガス圧を上げておいて、なおかつ、ダンパーも適度に開いて高めの温度の空気が回るようにしないと、いつまでたっても適切な温度にならないようです。

もっといえば、焙煎機全体が適度な温度に保たれるには、本当は豆を入れて余熱するのが一番、つまり連続して焙煎していったほうが安定するのはこういうわけなのです。

さらにもっというと、1.5キロ以上豆を入れないと機能しないように見える理由もわかってきました。

特に半熱風の場合、ドラムの温度、流入する空気の温度、そして、前蓋の温度に大きな差が生じてしまい、それが焙煎を乱してしまうようなのです。

逆にある程度の豆を入れるとうまくいくのは、豆が介在となって、それらの3つの部分の温度が平準化されるためで、投入する豆そのものが焙煎機の一部のようになって、やっとこさ機能しているということのようです。

プロバットのような焙煎機でさえ、比較的に狭い範囲の投入量を標準としているのは、あまり少ないと温度計の表示があてにならなくなるという理由だけでなく、こういった要素が影響しているように思います。

蓄熱量とのバランスだけだと投入時の温度を下げたり、余熱を短めにするだけで少量焙煎できるはずなのに、同じように煎れない理由がこれでわかりました。

ちなみに、新しい豆温度計では1キロの焙煎でも中点は85度くらいを記録しました。(投入温度はなんと225度でした、これは新豆温度が空の状態だとインレットに等しい温度を表示しているであろうとみなしたためです。実際には、バーナーに直接炙られるドラムの影響を受けた値になりますので、ドラムがからに近い場合は、元の位置の豆温度の方がドラム内の雰囲気温度を参照しなくてはなりません。ということで、排気よりもそこを重点的にみた方がよさそうです)