The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

とりあえず、今後の改修計画をば 備忘録代わりに

1)故障した補助排気ファンについては、工業用の本格的なファンを使うか、大本のファンの方を大きく改変するか、それとも強力な換気扇を組み合わせるかなど検討したのですが、とりあえず、使用していたファンのさらに強力なバージョンがたまたま手に入りそうでしたので、思わずポチってしまいましたので当面はこれで行く予定です。風量は5倍くらい消費電力はほぼ10倍で相当強力、騒音も100倍位ありそう。

これで排気側に回る空気の温度を調整して、故障を防ぐことができればと思っています。このやりかたのいいところは、うまくすると、副作用で連続焙煎もできるし、そうすればフロントパネルの温度を高い温度に保つことができます。デメリットはファンの形態からどうしても故障のリスクが生じること。

2)次に、ドラム内部の温度を高めに保てるように、補助ヒーターを採用予定です。火力としては1キロワットからでもなんとかなるかと思います。やはりここは波動エンジンかセラミックエンジンを試してみたいところです。かっこよくいえばハイブリッド化します。

3)さらに、ドラム内外で小さな火災が発生した際に素早く酸欠状態にできるように空気の入り口を完全に塞いで、代わりに燃焼に必要な空気を専用のファンで取り入れる予定です。ファンを止めれば自動的に酸素の流入が抑えられる仕組みです。この場合、一酸化炭素中毒にならないように、常に必要以上の空気が供給されるようにしないといけないので、実現には少し時間がかかるかもしれませんがうまくすると、プロバットにかなり近い条件に持ち込むことも可能かもです。

4)焙煎機の設置場所については完全に変更します。これは主に火災予防の観点です。焙煎中は表に引き出しているので問題ないのですが、基本、今焙煎機の置いてある場所はあまりに狭すぎて壁に近い。これについては厨房側に移動して壁から離そうと思います。これで焙煎中に話しかけられるということもなくなって、落ち着いて昼間焙煎することもできます。それと排気の先まで目の届く範囲になるので、万が一の火災のタネを未然に発見するにも好都合です。排気筒の周辺は難燃剤で固めます。

5)余熱に必要な火力を節約するためにも排気を循環させるシステムを試してみる予定です。これについては一酸化炭素対策と、バーナーの立ち消え対策も必要となる可能性があるので、実験だけに終わる可能性もあります。ついでにチャフやクリンカーが燃えた時にすぐに酸素を遮断できる仕組みもとりいれたいところです。それからついでに、排気筒周りに温度センサを設置して、火災の兆候があれば自動的に作動するシステムも組み込めたらいうことないです。ハイカットやデジタル式の微圧計の設置などバーナーのコントロールをどうするかは、今後の課題。できればある程度までは半自動で火力を制御したいところです。PIDとか取り入れるのはそんなに難しくはないのですが、電気ならともかく、ガスできちんと制御するのはハードルは高い(ハードも高価)そこまでするなら、ギーセン買えよと言われかねない、というか手間とお金を考えるとその方が早いかも。

6)ガスで加熱する場合、シュバンクバーナというのがありまして、これを使うと、シリンダーの横につけたり、上につけたり自由自在です。ということは直火でも、チャフがバーナーに落ちて焦げたり、バーナーを塞いだりするのを抑制できます。そのほかにも色々なメリットが。実際設置するには本体に大きな穴を開ける必要があるので、簡単ではないですが、遠くない将来何らかの形で一度実験してみようと思っています。(本格炭火の前に)

7)その他、本体の蓄熱性の改善、ドラムの蓄熱性の調整、ドラムの過熱状態のコントロールなどもおいおいやってゆく予定ですが、具体的な方法はまだ未定です。