Coffee Beans Kurochamame

for Dripbags, Coffeemakers and hand-brewing

とりあえず、燃焼に必要な空気を計算してみる

R103のバーナー最大火力での消費カロリーは6000kcal/hですので、

バーナー全開だと1時間あたり0.25m3のプロパンを消費します。8キロのガスボンベは全開だと16時間しか持たないことになります。(1m3が約2kg)

1時間で3バッチとして48バッチ。余熱で消費する分をどう考えるかによりますし、最初から最後まで全開というのはないにしても、1バッチあたり意外に多くのガスを使うんですねえ。

さて、C3H8+5O2→3CO2+4H2O という形で燃焼しますので、

分子量で 44+160=132+72の比率がそのまま気体の体積に比例するため、消費する酸素は1時間あたり0.9m3。900リットル。

空気中の酸素の濃度を20%とすると、1時間あたり4.5m3の空気の流入が必要です。60で割ると、75リットル/分、1.25l/秒となります。これは普通のドライヤー程度でも十分に発生させられる程度の風量です。バーナーの火が消えないようになんとか工夫しさえすれば、ここは、なんとかなりそうです。温度の変化を計算にいれていませんが、まあ、なんとかなるでしょう。

あとは、CO対策ですね。

ちなみに、水(水蒸気)もこちらは水蒸気の温度を考慮に入れた方がよさそうですがそれなりに発生します。

1時間あたり、2.8モルのプロパンが消費され、発生する水は11.2モル。重量にして、202g。体積は1700倍として、340リットル(ただしこれは100度の場合)これ、2キロ前後の豆を焙煎する時に抜ける水の量にほぼ匹敵すると思われますが、1時間あたりですので、実際の発生のペースは平均で3から4分の1程度です。

豆の場合は、乾燥が終わりかけたあたりから、1ハゼにかけて集中的に水がぬけて、いっきに霧が発生したようになるくらいなので、ピークで単位時間あたりに発生する水蒸気はもっと多くなります。

とはいえ、これ焙煎に影響しないはずはない量です。

大まかに言って、比較的小容量、浅煎り、短時間焙煎になるほど、電気が有利、大容量、深煎り、長時間焙煎になるほど、どちらかというとガスが有利というのは、こういうところからも言えそうです。

炭火がいいのか? うーん、はっきりとしたことは、わかりません。水蒸気は少なくなるので、その点ではいいでしょうけど、その分、どちらかというとガストの比較では少しだけ長時間焙煎には向かなくなりそうです。都市ガスは、ちょっとまた条件が変わると思います。