The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

販路の開拓が急務

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それぞれ一晩たっての再評価中


2.5㎏で思いのほかスムーズに焙煎できそうなことがわかり、(理想にはまだほど遠いとはいえ)、少し慣れてくれば、ほぼ一定して、十分な品質の仕上がりが期待できそうになってきたのですが、この調子で、焙煎してしまうと、一日に10kgくらい軽々煎れてしまって、容器は不足するわ、何より、あふれかえる豆に囲まれて身動きができなくなってしまいます。ドリップパックを作ったりするのも手間がかかってどうにも間にあわず、日にちが経ってしまえば、そのままロスに、ということで急遽販路を確保する方向に舵を取ることにしました。

ライバルはなんと、セブンイレブン、そして、地域の準大手業者。

前者は、お弁当屋さんとのコラボ(予定)でプロモーション(販売促進)と知名度アップを兼ねての提案のため。後者はあるカフェの需要に応える形での挑戦です。

並行して、焙煎機の改修も引き続き行います。主に作業性をアップして、ミスを防ぎ、再現性を確保することが目的ですが、データを今後に生かすために、今回、土台となる部分も最終的な改修を施して、しばらくそのまま使ってみるつもりです。手配しているセンサ等の部材が正月明けでまだまだそろわないので、ボチボチやっていこうと思いますが、あまり余裕がありません。

写真の補足 手強いと思っていた、挽きたて、淹れたてセブンカフェですが、特にキリマンジャロブレンドが苦手とある方に言われて、たまたま対象となる地域の水との相性もあって、アレだったので、なんとかなりそうだと思い立って、急遽ブレンドで挑戦してみました。

抽出直後は もちろん、圧勝(100g使いましたからねえ)。ポットに淹れて小1時間たってもなんとかいけそう。

一晩たっての評価は、ほぼ互角かわずかにリード。少なくとも元の豆の品質では負けていないし、セブンの豆ですといっても信じてもらえそうなくらい、比較的水との相性のいい地域で飲むセブンカフェに近い風味が出せました。別にセブンのコピーがしたかった訳ではないんですが、お弁当とかパンとかとの相性を考えると、ある程度の範囲に収まってしまうのは仕方ないところ。かなり無難な選択ですが、万人向け。これならいけるかも。

ちなみにネーミングは、ブラジル(ベース) キリマンじゃろ?

高級キリマンジャロを10~30%程度使用していますが、これ以上増やせません。

なんとか、ここからポットサービスの輪を広げていきたいところです。