The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

美濃焼トリオ

美濃焼き マグカップ 3種類 三兄弟

美濃焼 3兄弟


ドリップバッグに最適なカップの形状を探していて、近所に美濃焼の店があったので、3種類購入してみました。いつものマグカップも硬質陶器で実用性は磁器やボーンチャイナに負けない、というより、ほとんど勝っている感じがするんですが、欲を言えばもう少し背が高いと、バッグの底が漬かりにくくなっていいし、少しデザインにも変化が欲しいと思っていました。

 この3点はどれも抽出量を160ccくらいに抑えると具合がよく、特に後ろの黄色いうさぎの(ピーターラビット)の柄のサイズは180ccでもなんとか行けそうでした。

軽さでは一番手前の猫が一番。磁器ですから。デモ用と思えば、真ん中のブルーの猫がいいかなと思います。ちょっと撮影用を意識してみました。

1. あるお店の深煎りを福岡市近辺の水でいれたもの(180cc)

2. 同じものを北九州の水で淹れたもの(160cc)

3. 当方の中深煎のブラジルを北九州の水で淹れたもの(160cc)

いずれも、当方がコーヒーに求める中心的な成分の含有量は20~35%程度で、これだと一日10~15杯飲んでも足らない可能性があるので、翌朝、目が覚める前にカフェイン中毒で心臓が止まりかけるかも。ということで、まだまだ探求は続きます。

ちなみに昨日のコーヒーバッグだと、40%近くは行っていると思います。

ごく一般的なテイストについて

1.2. 今回、採取した分は福岡と北九州の差があまり感じられないのですが、さすが有名店の深煎りだと、わずかに違いが出ても、抽出方法でカバーできる範囲です。多めに抽出した福岡の水バージョンが平板に感じたのは、抽出時間が短くなってしまったことも影響したと思います。しっかり福岡で受け入れられそうなテイストに感じますが、

急いでお湯を注がない方がよさそうです。

やはり冷めた後の後味でいうと、薄めなこともあって福岡の方がまろやかで飲みやすいのですが、対照的に北九州の水で淹れた方は少しすみれを連想するような後味でこれはこれで特徴的です。

3.中深煎りなので、わずかに酸味があり、当地で万人に受け入れられるには、やはり1,2に近いところまで煎った方がよいと思いました。開封時のフルーティな香りは昨日のコーヒーバッグに引けを取らない感じでその点はホッとしました。十分なスペシャリティ感は出せていると思います。冷めた後の表情の変化も今回はきれいに出ました