Coffee Beans Kurochamame

for Dripbags, Coffeemakers and hand-brewing

なぜ、酸味、苦み、甘みなのか

ここでは、お互いに交錯することはあっても、通常は混同されたり、取り違えたりすることが少ない最小限の要素として、酸味、苦み、甘みの3つに絞りたいと思います。

その理由について

珈琲を構成する、香りや味には様々な要素があります。それらを構成する化学物質の数は、一説では700とも、800とも1000以上であるとも言われており、時を経るたびに新しい物質が見つかっています。

それらをすべてを調べることは到底無理です。

また人間の味覚も千差万別、人それぞれです。

苦みをほとんど感じられない方がいたりします。

また味覚の表現も様々、ある種の渋みをある人は酸味と表現し、ある人は苦みと表現されたり、えぐみと表現したりといったこともあります。

また、ある人にとっては単なる雑味が、スパイシーなフレーバーに感じられたりといったことも往々にしてあります。

ある人にとってコクに感じられるテイストがある人には苦みだったり、単なる濃い何かに感じられたりすることもよくあります。

そのほかに、たとえば、コーヒーに塩味の成分は多少はあるでしょうが、通常塩味を意識することはありません。

またうま味の成分も皆無ではないでしょうが、内部まで高温にさらされる珈琲の場合、はっきり、うま味と表現されるようなテイストはあったとしても希薄になる場合が多いと思われますし、ながく西洋人に見過ごされてきたこの味の微妙な成分はほかの味に隠れてしまいやすいでしょうから、人によって評価が分かれる状況が生じやすい。

ということで、5基本味といわれる要素から、2つを除いた3つが残ったわけです。