今や日本を代表する食となったラーメンの普及について、何が一番影響したか、それは、単純、やはりカップ麺、即席麺の発明が大きかったと思います。
その点では安藤百福の功績は大ですね。
1980年代半ばにはすでにアメリカでも冬場のフットボールスタジアムで温まるのに、カップヌードルをすするのが定番になっていたものです。
中国での普及は、1990年代からの味千の出店も効いているかもしれません
あとはアニメなどの日本サブカルチャーの影響もあるとは思います。日本風のカレーとかも含めて憧れるらしいです。
即席、といえば、インスタントコーヒーの発明者も日本人とされていますが、成人してから、長くアメリカに住んで研究したこと、また多くのアメリカ人の協力を得て形にできたものの、実際に普及した製法は別の米国人が発明したようですので、これぞ、日本の！！と大きな声で主張できるようなものではなさそうです。
この日本人、というより、日系人といったほうが適切ではないかと思われるカトウ・サトルという方はドリップバッグ も発明したと一部でいわれています（たぶん勘違い）。これも当初の技術はアメリカ譲り。ティーバッグを製造した技術を発展させたものでしょう。ただし、本国では廃れてしまって、誰が最初に作ったのかは判明しません。
しかし、なぜか日本では生き残っているんですよね。ドリップバッグ 。
缶コーヒーも最初に作ったとされるのはアメリカ人のようですが、定着したのは日本です。
