The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

最後の焙煎に向けて

まだ手元に豆が100kgくらい残っていまして、これを後数日で可能な限り全種類、煎りきってしまおうと思っています。(実際に全部をいるわけではなく、全種類)

そんなにたくさん、どうするのといわれそうですが、そもそも焙煎が一定の範囲に収まっていて、保管方法が目的に沿っていれば、実は、焙煎仕立てにこだわらない方がお客さんには好まれることが多い。というか保管条件にもよるんですが、豆が膨らめば新しいと思ってくださる方がほとんどですし。おいしければいいんですよね。実際。

逆に焙煎仕立てにこだわっても、カフェを運営されているような方や店をされている方なども含めて却って、意外と理解されにくい。どうしても抽出に左右されやすかったりするようです。

昨日いらした方に先回はお分けしたお徳用が、某有名店より気に入ったとおっしゃっていただいて、ちょっと嬉しかったです。正直、粉にしてから、6週間か8週間以上経っていたはずですし、焙煎はそのさらに1週間以上前で、しかも脱酸素剤がまったく効いていないはずで、あまりの炭酸ガスの勢いに、一部、シーリングが不十分で空気に触れていたかもしれないものでしたので、用意した袋に入るだけつめてお分けしたものでした。他にお分けできるものがなかったんですよね。

??と思って同時期に粉にしたもので手元に残っていたのを、試して見たところ、結構いい香りが持続しているし、少し薄めに入る感じはするものの、焙煎から三ヶ月以上経っているとはとても思えないできでした。焙煎直後は失敗したように感じて、同じ日に焙煎した分はほとんど商品として扱わず、試飲用に回したりしていたのですが、ちゃんと豆でお出ししてもよかったかな、と思いました。この分はほとんど脱酸素剤を使いませんでした。

やっぱり脱酸素剤は却って風味を損なうんですよね。結構これが当初おもっていたよりもはるかに大きい。

それと、やっと、抜歯の影響から、ぬけだしつつあるのでしょうか?

コロナを疑って、3週間ほど前、抗体検査をしてもらった結果は陰性だったのです。それとも抗体が消えてしまったのか?

謎ですが、味覚、嗅覚が復活しつつあるのは嬉しいことです。
鼻炎はあいかわらずなんですが。こちらは治る気配もなく、薬がかかせません。