こちらもテスト焙煎。やはり今の釜の状態はウォッシュトに向いた特性になっている感じがします。煎り具合も少しこちらが深くて、フルシティ の真ん中近くまで煎っているかもしれませんが、酸味がなく、あっさりとしたモカです。
モカと言われないと気がつかない人も出そうなくらい、香りも穏やか。(まだ嗅覚が不安定で怪しいので、一般の方にはかえって、それらしい香りが感じられるかもしれませんが、昔ながらのモカと比べての話)
独特のコクも感じられるし、意外とつかえそう。もう少し深く煎って見ても面白そうです。
深煎り耐性は○。今の状態でも82、3点位はもらえそうな感じはしますが、浅煎りでスペシャルティの焙煎にシフトすれば86点位は余裕で狙えそうです。
さまざまなフレーバーが交差して、最後の一口、いや、一滴まで存分に楽しめるコーヒーになるはずです。
複数の果実のフレーバー。今回はカシス、カラント。薄めに抽出すれば紅茶を思わせるフレーバーも顔を出す。
(冷めた後の後味に少し重たい苦味が主体になるのが、今回の焙煎の欠点です。湯温が78度だったので、これは湯温を上げて、抽出で救える可能性はあるものの、それでも一部の女性には不評に繋がると思われます)