The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

シアトルズ ベスト コーヒー 〜ここもしっかりJAPANしてます

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ミカフェートに勝ってしまった? かもしれない六本松のSBC

 

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スタバを逆ばり風の色合い


本当にこういうコーヒーをシアトルで出して、この看板を出していたなら、誰か訴えたくならないだろうかと、ちょっとおもってしまう、くろちゃまめ。

いわゆるシアトル系の中で。

使っている豆のグレードはスタバのリザーブが断トツ一番。

今ではブランドだけが生き残っているというタリーズ。すべてにおいて( 日本、少なくとも福岡ではごくまともな)妥当なバランス。

スタンダードなスタバ。とにかくコーヒー飲料店としてのサービスの維持、向上に熱心。スタバ品質と言っていいくらい。これからはトーキョー焙煎で頑張るという意気込み。

ところで、このSBC。サブウェイ併設店だったんですが、コーヒーはおまけ、サイドディッシュ並みの扱いではないかと、良くも悪くも。

(カウンターの奥の結構目立つところに見慣れた炊飯器が置いてあったり、日本のお客さんのニーズに応えようと一生懸命なのは確かだと思いますが、シアトル系のオシャレなカフェとしたら、ちょっとごく普通の家庭用の炊飯器があるのは違和感が)

オリジナルブレンド、贅沢にコスタリカベースとは、確かに甘みと丸みが印象的なコーヒーではありますが、途中から顔出す、スタンダード感というか、確かによく言えば、シアトル系風と取れなくもないものではありますが、(コーヒー専門店とするなら)これは少々評価が分かれそうなところ。

はっきりいいまして、コンビニコーヒーにも近いテイスト。よくも悪くも、です。(このあたりは食べ物との相性を重視しているとくろちゃまめ的には考えます)というか、シアトル系どころか、これもろ、日本の焙煎かも、と思ったら。

焙煎は福岡の工場に委託しているようです。豆の選定自体も丸投げしているのではないかと思ってしまいます。でも、そのおかげかどうかわからないものの、福岡のコーヒーファンに馴染みやすいテイストになっているのも確か。良し悪しですね。

ちなみに豆のラインナップもブレンドばかりたくさんならんでいます。普通の人でなくても、迷うよなあという感じ。

しかし、この後半の感じのテイスト、本当にかつて小さな改造焙煎機で頑張っていた頃、ちょっと外したかなあと悩んでいたころの、後もう少し感のある、焙煎とそっくりなところがあるんですよね。

なーんだという感じ。あのまま突き進んでいてもよかったのかもしれませんが、今更ではあります。