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再起動忘れたカタリヤ…は macOSの罠に嵌るくろちゃまめ

新しいマックのOS Big Surも出たことだしと、High Sierraからアップデートして、Catalinaで止めようと思っていたのですが、使おうと思っていたキャノンのドライバのインストーラが対応していないみたいでしたので仕方なく、Big Surにして、試してみたのですが、もう全然、ダメです。

肝心のインストーラは立ち上がらないは、丸っこいアイコンにはしばらくすると馴染んできたのですが、どうも色合いが気に入りません。

それでカタリナに戻そうとして、すったもんだ、の挙句、すごい時間を取られました。

何度やってもタイムマシンも全く役に立たず。

解決法がわかったのは、10時間近く格闘した後。

それは単純、インターネットインストールした後のHigh Sierraは最低限のシステムしか入っていないのか、まともに機能していないのに、焦って次のプロセスに進もうとしていたのが原因でした。

High Sierraの新規インストールの後、必ず必要とされていたセキュリティバッチは2つないし3つあるのですが、このうち、1つは、古くて、一回入れようとして、失敗して、再起動した後は、手動でアップデートを再度確認してあげないと新しいのが出てこない。

つまり、インストール後、最低でも3回は再起動しないとまともな状態にならないようでした。しかもそのうちの1回は手動で見つけるなど、自分でアクションしないといけなくなったりする。High Sierrahをインストールした後の、ソフトウエアアップデートのページはガタガタでどう読んだらいいのか、わかりにくかったので、きちんと確認できているつもりがうまくいっていないままに先に進んでいたようです。

最初にネットワークインストール完了した直後にしっかりパッチを当てていないと、その分のツケを払うことに。

Catalinaのインストーラは、バックグラウンドで、カタリナのインストール完了後に、パッチを無理やりあてようとするのですが、うまくいかず失敗して起動してこなくなえるのです。同様の現象はタイムマシンを使っても起こります。

実は途中でタイムマシンに保存したデータを失ってしまって、なんだかんだでいろいろなセットアップを3回繰り返したので、本当に大変でした。

インストール完了直後、パソコンの前にいないと、このパッチのインストールを促す表示も見逃してしまいがちで、それだけでかなりの確率でコケてしまう。しかも、先ほどいったように、パッチをあてるのは一回では済まないので、ここからは自分で他のパッチがないか探すスキルが必要です。

全て完了するには何度か、このマックについて を自力で開いて、ソフトウエアアップデートのボタンを押す必要がありますが、しっかりパッチがあたる前は表示がずれたりして、何を書いてあるのかちんぷんかんぷんなので、これまたハードルは高い。

ちなみに、Catalinaみたいな比較的新しいOSの場合は、システム環境にアップデートのための新しいアイコン(windows updateみたいなもの)が出ているのですが、High Sierraにはないんですよね。こういう細かいところはアップルのサポーターも把握していないことが多い、で、ネットに頼りたくなるのですが。

ネットの情報では古いmacOSについては正確な情報がなくて調べにくい(この点は昔の方が濃くて確実な情報が探しやすかった)。特にマックの場合、どのバージョンのOSのことを言っているのか、書いている本人も把握していなくて曖昧にしていたりする場合が結構多いので、ググっても、かえって混乱するし、実はマック関連のサポートページもあまり当てにならないことが多い。

結局、表向きはセキュリティパッチといっているものの、ただのバグフィクスをしっかり入れ込むだけのことでした。相当のパッチが含まれているようです。ほんと、Windowsと同じか、それ以上。

というかマイクロソフトの場合、大きなバッチはSP1とかいった感じでまとめて配布してくれるのに、アップルは4年前のOSのパッチもろくに整理していないんですねぇ。

ちょっと意外というか、認識不足でした。ブランクありますからねえ。確かに。

Big surからCatalinaにダウングレードがうまくいかなくて、困っている方は、結構いたみたいで、フォーラムにはそれなりの質問が上がっていましたが、あまり適切なアドバイスはもらえていなさそう、というか、先ほどなんて、アップルのサーバーの方がダウンしたのか、回答を見ることさえできない状態でした。

マックに限らず、OSのインストールや更新の後はしつこいくらい再起動をして、全てのパッチが当たるようにしないと、こんな目に遭います。

ちなみに以上のような現象はHigh SierraからMojave Catalinaの順にアップしてゆくと回避できる可能性はありますが、それはそれで、毎回しっかりパッチを当てていかないと、別の現象に悩まされると思いますので、念のため。