The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

ディスカバリー 初回お試し焙煎 1週間後の評価

実は、まったくカバーせず、空気に触れさせた状態での実質最終評価です。なにしろ、豆の残りはわずかです。この段階になって、特に浅煎り気味の豆からするドライの香りはちょうど中高生時代に店から新鮮な豆をお願いしますといって分けてもらっていた焙煎豆と同じ少し生くさいながらも、果実を思わせる香りです。

ああ、こういうのを煎りたてだーと、ありがたがっていたんだなあと、思いました。

8gなり11gでの抽出は少し意地悪というかいきなり銘店と同じレベルを自分に求めている感じがしてきましたので、使用する豆は12〜15gの範囲で、抽出量は150から160cc 程度でストップウォッチも使わず、準フリースタイルで望みます。

挽目はVARIOの18番で固定とし、あいかわらず三洋産業のスリーフォーの1〜2杯タイプを使用しました。ほぼブラインドでの評価です。(よくみれば豆の形でだいたい判別できてしまいますが)
※この抽出は究極の美味しいコーヒーというよりはドリップバッグにした時のテイストが比較的イメージしやすい状態で安定して評価できることを重視しています

①ブラジル(農園指定) 意外なほどの酸味となんとも言えない生臭さが最後までつきまといます。消去法でこの豆とやっと判別できました。最初のバッチでこれにトライしたのは、あまりにこの豆に対して失礼だったと思いました。というか、単純にもったいない。改めて試してみて、ブラジルらしからぬ?良い豆なのがわかりました。

エチオピア ハラー 売り切れ

ミャンマー 最初のひとくちではほとんど中南米の銘柄と区別がつかないくらいのバランス。しばらくおいておくと、今度は烏龍茶を思わせる風味に若干のスパーシーさを感じて、これは間違いなくアジアンテイスト。ちょっと煎りすぎではあります。

パナマ・ゲシャ(オーロラ農園) 少し余りが出てきました。うっかり78度で抽出してしまって、バランスが悪く、慌てて、熱めのお湯でうめました。抽出自体も濃すぎました。10〜12gで88〜91度くらいの抽出でもよかったかもしれません。
パナマらしさ、ゲシャらしさ、確かに表現できていますが、もう少し華やかに決めたいところ。香りに関しては2日めの夕方がピークでした。 パナマは銘柄を変えて、いつ日かリベンジしたいところ。

コスタリカ  (農園指定ナチュラル)いい豆なのがわかりますが、焙煎は煎りすぎのようでもあり、煎りすぎないようでもあり、要するに豆に均等にカロリーがかかっていないということでしょう。投入温度が高すぎたのか。それでも、ホンジェラスのように積極的にまた試してみようと思うほどではありません。

エチオピア グジ 対消滅 クロップは違いますが、再チャレンジのための入荷待ち

ホンジュラス   セレクトマウンテン 素晴らしい、珈琲の果実味がこんなにストレートに感じられるとは、しかもこれ、ほとんどスタンダードに毛が生えたか、生えないかのグレードの豆なんですが、少しスクリーンがばらつくぐらいで、みばえも悪くない。いろいろなお店がホンジェラスを扱いたくなるのはわかりますね。ただ、産地ならでわの特徴というと、ちょっと弱いかな。しかし中南米の中ではとってもお得感あります。再チャレンジ予定しております。

全体に排気が少々不適切な感じがありますが、おそらく100gの焙煎で、ダンパー操作のみで回避するのは難しそうです。もう少し色々やってみて対策をたてようかと思っています。