Coffee Beans Kurochamame

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適切な排気(空気の流れ)とは?

電気が発明されてから、これを焙煎に使おうと思った人は数限りなくいたはずです。

最初の電気式焙煎機を誰が作ったかしりませんが、アメリカで売られている焙煎機、1キロを超えるクラスまでたくさんあって、ほとんどが電気式のようです。ごく普通のトースターとかグリルを改造して豆をいれられるようにしたようなものも多いのですけど。こちらはあんまり蓄熱性がないものばかりです。

(電気でもプロバットが作ると、高価で大きく、蓄熱性もあるようですが。)

ちなみに一般には電気よりガス式の方がすぐれているとされています。

でも排気について考えてみると、ガス式の焙煎機の場合、大きなデメリットがそこにあることに気がつきます。

だって、エンジン(内燃機関)に例えれば、排気ガスに等しい成分をドラムの中に導入して、その熱風で焙煎しているわけですから、その意味ではもう、めちゃめちゃです。

車の排気ガスで焙煎するとした場合のことを想像してみてください。

あんまりだと思いませんか。

実際、ガスで焙煎すると、ガス漏れの際に誰でも気になるあの嫌な匂いがマメに移ると思っておられる方もいらっしゃるし、自分も気のせいかそんな感じがすることは少なくありません。

それに酸素も減りますしね。酸素が必要か、少ない方がいいかは、どちらが焙煎にいいかははっきり言いにくいですが、風量自体もガスが正しく燃焼して、焙煎機として安定して稼働する条件に縛られてしまうという意味ではかなり痛い。特にフジの場合、ドラムの真下近くに、バーナーがあって、しかも大気に解放状態です。これ風量を強くすると、バーナーは消えるし、あまりに弱いとそれはそれで燃焼に影響し兼ねません。

その点、電気であれば、そういうデメリットは一切ありません。

実際、1キロくらいまでの焙煎であれば、ひょっとしたら、電気の方が有利ではないかと、くろちゃまめの思う理由です。

しかし、ここまで考えてみると、車のエンジンの排気を使って焙煎しようと思えば、できなくもないですね。

燃え残りのガソリンの影響がないようにするのは厄介ですが、たとえば、水素エンジンだったら、どうでしょう。出てくるのは水だけですから、水素エンジンと一緒に水素焙煎が普及するかもです。

エンジンの爆発した力が排気にでてくるわけですから、これは出口のファンでひっぱる強制排気とは違う、ある意味、理想の焙煎です。熱風を吹きつけるような条件にできるわけです。

焙煎機付きの水素エンジン車ができたら、豆売りに最適かもしれません。移動中に勝手に焙煎が終わって、到着と同時に販売開始とか。

富士のサーキットのコースに合わせたプロファイルで焙煎してみるとか。

ここのヘアピンはちょっと火力を落として、コーナー手前のストレートでは、全開で飛ばして、コーナーリング中はちょっと排気を絞って、最後は強制空冷で、冷やしてから余裕でチェッカーフラッグを受けるとか。

F1焙煎、鈴鹿焙煎なんて、21世紀の日本らしくてクールでいいと思いませんか?

昔は、ホンダあたりがやってくれないかなと、薄々思っていましたけど。

そのうち、レーサーとしても焙煎者としても一流だなあといわれる伝説の人が現れたりして。

今なら、トヨタか、それともどこから新興国でもうすでに始まっているかも?