The Coffee Roaster House

Cup-on grinded coffee beans of decafe & specialities

プロパンガスの消費量と火力

バーナーを仮に増強してみて、あまりにガスの消費が早く、調整も難しいところがあり検討していたところ、元々のバーナーの火力が低かった可能性があるという結論になりました。

なぜなら、バーナーの火力は最大でも167%のはずなのに消費量は2倍以上。

火力を標準の8割強まで絞った時点でもほとんど以前の全開と同等程度に感じること。 0.7kpa位でも結構な余裕を感じたためです。炎の上がり方が影響している可能性も大なのですが、そもそも元のバーナーのカロリーが低かったと考えた方がどちらかというとつじつまがあいます。

仮に8割ほどの4800kcalだったとして、単純計算すると、6000kcal程度あればほぼ理想とするRORに持ち込めたはずです。

1万キロカロリーは十分なのですけど、ガスの勢いが怖いくらいの音がしまして、ハゼも聞き取りにくくなるし、微調整が困難になるので、6000kcal〜8000kcal程度に落とすことにしました。200gで焙煎しようなんて方はそんなにいないでしょうけど。排熱とバランスが取れるスレスレのところだと、地を這うような火力の上で、針1本分で温度がどんどん上昇してゆくか、それとも急降下するかが決まります。この流量だと安定器も不安定器になってしまって、気が抜けません。

元で仮に6000kcal程度出ていたとしても、今回のテストの結果ですと、おおよそ、8000kcal前後あればカロリー不足になることはなさそうなので、やはり欲張らない方がいいですね。

やっとここまで来れたと思ったけれど、まだまだ、詰めが必要なようです。

標準バーナー構成でノズルを交換してみたところ、すごい炎の上がり方。1kpaいかないところでも、ドラムにつく勢いです。炎の先端は1000度を超えることがあるというくらいですので、これは影響大。カロリー不足感はこれだけでもかなり改善されますが、推定1万キロカロリーのバーナーで炎が伸びない状況での焙煎の方がおだやかでまるでプロバットでのんびり焙煎しているような雰囲気が出ていて、あの感じも捨てがたい。

いろいろな本やらブログの情報やら焙煎者の話で焙煎機の個体によって火力の体感が大きく異なるという話は聞いていましたが、その原因の一端がやっとわかってきました。結構、ノズル周りの流れが燃焼の状態に大きく影響するようです。それは単にガスの流量が変化するだけでなく、空気との混ざり具合に影響して、効率を変化させてしまうのです。結果、大きなカロリーの変動をもたらしている様子です。おそらくですが、季節によって生じる焙煎のブレにも激しく影響している可能性があります。

よく言われるノズルの径がどうこうという話以前の根本的な取付が影響しているらしいことがわかりました。