The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

8333と1/3kcalの焙煎

実際に、二キロ、三キロと入れてみたわけではないのですが、バーナーのカロリーと排気量との関係で決まる熱風やドラムの温度というのがありまして、そのバランスによって具合の良い焙煎量とか変わってきてしまいますし、焙煎スタイルとの相性というものが生まれてきます。やはり標準より余裕を感じて、わずか200gの焙煎でもぜんぜんしっくりきます。あまり意識しなくても、普通のコーヒーになって出てくる感じです。

(フジロイヤルの焙煎機は)もともと直火でスタートしたためか、この時代の半熱風は標準バーナーだと物足りない感じがありますが、そのもうちょっと感はなくなって、ゆとり感が出てきます。

でも、6000kcal台でギリギリの深煎りを狙った焙煎みたいなものはやりたくてもかんたんにはできないかもしれないと感じるくらい難しくなりました。

焙煎量を増やすとうまくいくかというと、逆にこの量で苦労するなら、もっと操りにくく感じるでしょう。

でも中深煎り程度まででしたら、この設定で行きたいと思いました。