The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

たとえばビーベリーの断面など

新しいマクロレンズを試してみました。

やはり50mmと比べても新しいのはいいですね。倍率は同じなのですけれど、そんなによらなくてもいいので、レンズが影になりにくいし、絞ればそれなりに被写界深度も取れてピントが合うので、手持ちで照明もそのままで、わざわざ深度合成などという面倒なことをしなくてもなんとかこれくらいは撮れます。ピントが合っていいる部分がセンター近くのごく狭い範囲なので、ちょっとボケて見えていますが、これをカバーするには被写界深度合成をするか、 iPhoneを別のレンズを組み合わせて使ったほうがうまく取れる可能性はあります。ひょっとして13だとそれも必要ないかもしれません

ISOが6400まで上がってしまったので、さすがにPC画面上ではあまり見れた画質ではないので、もう少しいろいろ試してみていいところを見つけようと思っています。

究極、最後はPHOTOSHOPに頼るしかないかもしれません(が、たまに人様に自慢したり、発表したい時にやるならともかく、いちいち毎回そんな手間をかけられるはずもなく、カメラ内で完結できて欲しいところです)。1万円以下で売られているデジタル顕微鏡でもある程度倍率は出せるし、意外に実質的な解像度も確保できるみたいですが、細かい表面実装部品の基板のはんだづけや点検用の延長程度のものでしかないので、どうしても色に関してはおざなりでして、後でそれっぽく補正したとしても、最初の段階でしっかり撮れていないものは、豆の内部の微妙なグラデーションは再現できないのです。

だから、どうしても、きちんとした一眼レフにちゃんとしたレンズを組み合わせるか、最低でも iPhoneと本物の顕微鏡を組み合わせる位しか方法はなさそうです。最新のiPhoneなら単体でもそこそこ撮れそうですけど、デジタルで加工した跡があまりに強くて、一眼レフと比べるとたぶんディーテールは再現できないでしょうし、公開されている画像のようなものを撮るにはそれなりのテクニックが必要になるはずなので、こればっかりは最新版に買い換えて済むというわけにはいきそうにない。

できれば一つ一つの細胞の仕切りまで確認できるところまで拡大したいものですけど、そこまで見る場合は、やはり実体顕微鏡みたいなものを組み合わせないと難しいだろうと思われます。

ただし、費用の問題もありますけど、やはり手軽さも重要です。なるべくなら余計な機材に頼らず、手持ちでひょいと撮影して、すぐにその場で確認してから、保存して、バッチごとの差をデータと一緒に張り付けて管理できて、見たいときにはサムネールみたいにずらっと並んで比較できると理想的です。しかし、いまのところは最低限三脚は必須です。あまり大げさになるくらいなら、当面は iphoneで手軽にできる範囲に限定してやりくりしたほうが現実的かもしれません。

モニタはオートキャリブレーションがついたEIZOを選べばお豆の美容の管理には十分ですし、それこそ、編集した結果をただ見るだけなら、IPhone8やMacbookPro(モデルによる)のRetinaでほぼ問題ないのですが、撮影の段階から色の再現性を確保しつつ、倍率を稼ぐのはかなりしっかりとした装備が必要なので、今後の課題です。

Olympus Zuiko 60mm F2.8 Macro デジタルズームの類を使っておりませんので、サイズはこれくらいが限界。※撮影倍率は0.5倍。カメラの場合映像素子に対する画像のサイズで倍率を計算するので、実際の見かけとは異なります。この場合、画面に映し出すと、たとえば5から6倍くらいには拡大されているように見えるかもしれません。