Coffee Beans Kurochamame

for Dripbags, Coffeemakers and hand-brewing

ディスカバリーでの焙煎で分かったこと

最近 ディスカバリーを点検に出して復活しまして、浅煎りなら、10バッチごとに排気フィルタを掃除するメンテで全く問題なく焙煎可能なことがわかりました。理想を言えば、20バッチごと位にダンパーの出口あたりから全体を分解してあげた方がよさそうですが、分かっていれば、少しダンパーを開け目にして対応するというのも、あり得ない話ではないので、もう少し不精しても焙煎はなんとかできますかねえ、でも…。という感覚です。

本当にやっとです。これまでの使い難く感じた部分の原因は不明です。点検で帰ってきた後もいろいろ試行錯誤していたのですが、結局フロントパネルの下のエリマキトカゲのエラみたいな部分を外して焙煎すると全ての問題が解決することがわかり、赤ちゃんの指でも締められるくらいの緩いトルクで取り付け直すと、うまく行くようになりました。実際、放っておいても緩むことなく自然にそのまま固く閉まってゆくみたいなのです。

10gから250gまで様々な焙煎量と排気セッティングで焙煎してみて分かったこと。

すべての組み合わせを全部試したとはとても言えないですけれど。

この焙煎機のベストの焙煎量というのは決められるようで決められない

たとえば、3キロで最大焙煎量に近いところでゆっくり焙煎した感じをシュミレートしたいなら、200g以上入れたいところ。むしろ250gくらいがいい。少なくともその方が焙煎しやすいのです。ヒット率が上がるといってもいいです。単純に3キロの十分の一程度の焙煎量を基準に操作した方がわかりやすい。

対して、いわゆるスペシャルティで評価されるような焙煎は、少し焙煎量を落として方がやりやすい。200gでできないとまではいえないけれど、少しだけ不自由に感じるかもしれません。180gでも175gでも、少なめの方が自由度が高く、思い切ったことをするには多くても150g近いところまで落とした方がいい。(この辺りはちょうど銀杏用の手網等でもでもストレスなく煎りやすい量かもしれません)

うまく加減ができれば、仕上がり自体は100g近い方がむしろいいかもしれないくらい。ただし、少しブレは大きくなるかもしれないし、豆温度の数値をさらに脳内補正した方が良くなるかもしれません。仕上がりで100g切るというのもどうか、というと125gもあり。(じゃあいっそ、150gでしょっと、なりがち)

豆温度の誤差を気にせず、キリのいい数字にこだわらず、ブレが拡大するかもしれないところを目をつぶれば、むしろ60gとか80gくらいまで思い切って焙煎量を落とした方が、いわゆる攻めた焙煎はしやすい。(焙煎量で言えば、フレーバーコーヒーのミルク缶焙煎機のライバルです。)

ぎりぎり豆温度の数値がある程度は当てになるところですし、排気やテストスプーンで判断もできるので、むしろ趣味の焙煎やテストにはこの方が好都合だと思います。

イカワに対抗しようと思ったら、60g!といったら、焙煎量は同じになってしまいますね。失敗してもポップコーンメーカーには負けないし、汚れませんよ。(当たり前)

30gくらいになると、もう、ほとんどカンが頼りになりますけれど、慣れれば仕上がり自体は100gぐらいでいったものと遜色ないように煎ることはできそうです。というかたまたまかもしれませんけど、一発でできました。(訓練をしてまでわざわざやる意味あるかどうかは微妙です)

排気の匂いやテストスプーンが大きな焙煎機よりも頼りになるので、むしろやりやすい。

そして、10gでも、まあなんとかなりましたよ。ただここまでくるとテストスプーンもあまり意味がないし、焙煎をコントロールするのは至難の技です。

焙煎機を操ってどうこうするというより、かなりのところ成り行き任せにするしかありません

でも、こう、貴重な豆を本焙煎の前にちょっとテストしてみるとか、最後の焙煎の締めに窯を冷やす前に入れてちょっと回してみるというのはあり得なくもないし、ある意味手網などより楽です。

特に直火のせいか焙煎量を減らせば減らすほど、熱風式に近い構成の焙煎機での仕上がりに近づき、最新のプロバットやギーセンで焙煎したといっても通用しそうな感じにもっていこうと思えば、ある程度器用な方ならそんなに苦労しないかもしれません。

ですからサンプルロースターとして利用される場合とかですと、メインに使っている焙煎機での豆温度の表示等とブレが少ないとかギャップが少なく感じるところをおおよそ100〜250gぐらいの範囲で固定して使えばいいし。

豆の性質や品質を確かめる目的であったり、趣味であればもっと少なめの量でたくさん試してみるのもいいし、再現性にこだわらず、ディスカバリーらしい焙煎しようと思うなら、〜100gぐらいが面白いかもというところでした。