Coffee Beans Kurochamame

for Dripbags, Coffeemakers and hand-brewing

粗挽きと細挽き

ウィンナーも粗挽き、胡椒も粗挽き。

一時期、粗挽きブームといっていいかわかりませんけど、バブル前後になんでも粗挽きアピールしていた時期があったように思います。

実際、上質のインド(だったかな)の胡椒であったり、それなりに原料が良さげだと、粗挽きの方が美味しさが引き立つ感じはありましたし、当初は新鮮に感じました。

上質の胡椒が以前ほどは日本に入ってきていないみたいで、今、そこまで粗挽きアピールしているのを見かけませんが。

同じようにコーヒーも昔は粗挽きでたくさん粉をつかってみなさい、というのが結構盛んに言われていたように思います。一つは、特に直焙煎店の場合、たくさん豆を買ってどんどん消費してほしいというのがあったと思います。

今回ある方法でイタリアン+クラスの豆をふた通りの挽き目で挽いてみて見比べてみると、もう大きな違いが。細かく挽いた方は光の加減によっては深めのフルシティかほとフレンチかという色合いに見えるのに、粗挽きした方はイタリアンか極深のイタリアン(ほとんど炭)くらいに見えます。同じ豆なのにこんなに違って見えるとは。酸素に触れていると、どんどん差は縮まっていくのですけれどね。

細かく調べてみないとまだまだなんとも言えないのですけれど、R440の場合で言いますと、粗挽きにした方がやわらかい、焙煎が深い部分から自然に割れて、そうで無い部分は内側に隠れる形で挽いた感じになりやすいのかもしれません。

そこを細く挽いてゆくと、逆に内側の浅い部分まで踏み込んで粉砕してゆく感じになります。

エスプレッソ専用マシンでないと挽けないレベルだとどうかと言いますと、たぶん、そういうミルだと、ある程度刃先で再加熱して、粉砕中にプチ煎り直しに近い状態が発生している可能性があります。