The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

125gでのロースト12連弾

排気ファンにチャフが詰まりやすくなっていたのを改善してから、最初のバッチで試しに125gでの焙煎を連続12バッチやってみまして、ちょっと発見がありました。

この量だと釜がいつまで経ってもあたたまらなくて、永遠に予熱が終わらない感覚さえあるのですが、すこし排気を絞り気味にして、バーナーの火力設定を0.8kpaあたりに固定すると、今の季節だと250度あたりで温度平衡に達して、そのまま2時間キープできました。この状態だとフロントパネルもバックパネルもほぼ理想的な状態まで加熱されます。ただ、ここから投入に適した温度に落ちるのを待つと、その間にあっという間にパネルが冷めてしまうんですよね。

やはりある程度の量を一定にして連続焙煎した時と同じにはなりません。

なぜか今回は200gでの連続焙煎とは違って、ほとんど釜が温まってゆく感覚が持てず、最後まで未熟な条件のままで終わりました。

ということは一部の特殊な豆以外はこの焙煎量で無理やり焼こうとしても無駄かもしれません。いずれ機会があれば再挑戦することにして、当面この焙煎機の最小焙煎量は200gとすることにしたいと思います。

というか、今回後半に焼いたブラジルみたいな豆の場合、250g以上とか、300g以上にした方が良さそうな気がしてきました。あきらかに一部の密度の高い豆と比べて、受け止められるカロリーが低く、なおかつ水分量も少なめなためか、いろいろなむずかしさがあります。デカフェモカの方が扱い方によっては自分にとってはコーヒーらしく感じられるくらいのところがあります。

アフリカの特に高知産の豆とブラジルとの間にはコーヒー豆と言っても大きな差があり、小豆と大豆くらいの違いはあるように感じます。

同じ豆としては扱えないですねえ。改めて思いました。