The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

3キロの適性焙煎量とは

現状の自分の3キロは12000kcal/h近く発生させられる条件ですが、実は200g焙煎している時のガス圧の設定は控えめにいってもディスカバリーで200gぐらいいっている時とほとんど変わらないのです。実際にはサブバーナーは最初から最後までほぼ全開なので、デスカバリーと6倍を超えるガス消費量の差があることになります。

いくらなんでもこれは勿体無い。少なくとも6倍は煎らなくてはならないというふうに考えると、1200g。ディスカバリーのベストの焙煎量は100g以上300gまでとすると、幅を持っても、600-1800g位。クォリティ重視としても、最低でも600gは焼かないとあんまり勿体無い。実際には900g-1200g位焼いても良さそうに思えます。

では1キロと比較してどうか。1キロの5.7倍のカロリーを発生させていますが、1キロの焙煎量を250-750g程度とすると、その約6倍で1500g~4.5kg程度焼けても、あるいは焼いても、いいのではないかということになります。

ということで、やっぱり、最大4キロ位焼いてもぎりぎりいいでしょ、というのはここでもいえます。排気はどうにでもコントロールできる条件なのですから。

実際、3キロでも200gからいけますが、バッチ感の温度調整に時間を取られてかなり効率が悪い。予熱の時間を考慮しなくても1時間に平均3バッチは難しい。下手すると2バッチがやっと、いろいろ火力の条件をかえてみたりしても、揃えるのは大変、毎回だと、ちょっとやってられない感じになります。

ということで、これを解消して、テンポ良く焙煎できる最小焙煎量が見つけられたら、そこで固定してしばらく焼いてみようと思っています。

ちなみに冷却器のサイズから適正焙煎量を考えると大体600-900gまでが、攪拌モーターを使わずにスムーズに冷却できる範囲となります。これだと、時折、表と裏を返すようにする程度に軽く手で混ぜるだけでハンドピックしながら冷却してすぐに下ろすことができて、効率は良い。

その気になれば、4.5キロでも焙煎して冷やせるとは思いますが、少し時間もかかるし、焙煎度によっては少し豆が飛び出しやすくなると思います。

ちなみに以前の条件だと、1-2kgの範囲はまだまだ熱風の利用効率が十分に上がらなくて、焙煎しにくい。500gから1キロの間は伝熱に頼ってギリギリ焙煎できている感じでムラにはなりやすいがなんとか焙煎できている感じ。500g以下は話にならないという感じでした。今、200gからいれているわけですから、これ以上いれて悪くなるはずはありませんが、結果は如何に。