The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

3種のデカフェ

これまでデカフェはコーヒーでないと思っていました。デカフェというのは英語で言えばノットカフェ、とかノンカフェみたいなものでしょう。すなわちコーヒーでない、ということ。

たまたま3種類ほど豆を取り寄せて、125g  600g  2500gといってみて、だいたい好ましい焙煎度のレンジは銘柄が変わっても変わらないし、焙煎自体も、あまり産地に合わせようとか考える必要も感じませんが、色々やってみると、やはりいい焙煎というのはあるんですねえ。でうまく行くと一日5、6杯飲んでも平気です。

普通のコーヒーでも5、6杯は平気で飲むので、別に物足りないからというわけでもなく、意外に飲みやすくはなりますし、焙煎が変わればそれなりに目先は変わって楽しめないこともない。というか下手なコーヒーよりいいかも。

改めて、カフェインレスのコーヒーと言ってもまあ、許せるかも。ちょっとクセが出やすい産地もまあなんとか、前半、ドラムにはいこむ熱風の温度を高めにしてあげればなんとかギリギリ我慢できそうな感じ。

1つの産地に絞っても、焙煎度でバリュエーションをつけさえすれば、いけそうです。

ただし、カフェインレスなだけでスペシャルティなお値段になってしまうのが今のご時世、厳しいところではあります。

黙って飲んでもらったら、カフェインレスとは気がつかれないかも。良くも悪くも。

じゃあ、普通のコーヒーが安く飲めて、産地の特徴が感じられやすかったら、そっちの方がいいじゃないと、なってしまいがち。

ノンアルコールと違って、どうしてもカフェインレスを選ぶ理由というのは、あったとしても、就寝前であるとか、妊婦さんであるとか、そういうケースでしょうけど、わざわざコーヒーを飲まなくても済ませられる方も多いでしょうし、よっぽどスペシャルな体験がない限りは価値を感じて貰いにくいところがあります。