先日、ミャンマーで国際医療の活動されておられる日本人の方のお話を聞かせていただいて、とても感銘を受けました。
その方は本当にすべてを捧げ尽くすように現地の方に尽くされているのに、まだミャンマーに恩返しをしたいと思っておられるそうです。なんで、と思ったけれど。ミャンマーのすべてが整っていない環境でがんばれたことが自分を真の医療者であり支援者にしてくれたと感じてそのことへの感謝の想いでいっぱいなんだそうです。
え?と思いました。ちょっと信じられない境地です。でもなんとも言えない気持ちになりました。
このお話を聞いて、まだ高校生の頃、自分は将来何をしたいのかと考えていて、東南アジアにいって国際交流したいと最初に考えたことをちょっと思い出しました。実際にはいろいろあって叶わなかったのですけれどね。
元々国際的に活躍しようとかそんな大それたことを考えるべきではなかったのかもしれませんけれど。
でも、もし生まれ変われるとしたら、そしてある程度、環境を選ばせてもらえるとしたら、やっぱり自分も同じように生きてみたいなと思いました。
別にお金儲けしようとか、偉くなろうとかいうでもなく、研究したいのでもなく、ただ、そういう国で一番役立つであろうスキルとしてたとえば医療の資格を持って行けたら、やっぱりいいですね。
もっとも、もう100年もしたら、地球上でそんな未開な場所はなくなっていて、別のスキルが求められるかもしれません。
今の21世紀に生きる自分として何を本当にしたかったのか、あらためて考えてしまいます。
コーヒーを通して何ができるかな。と。いや、せめてこのような方を少しでも応援できたら。
うーん、ミャンマーのコーヒー扱ってみようかな。