The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

何故かフライパンの中で手網 2、3日目以降の再評価①

2、3日目以降は一部の熱風式の焙煎機ですと、香りのピークをすぎるくらいのタイミングにはなりますが、ある意味ここから勝負。特に豆売りする場合ですが、通常は最低でも1週間分くらい、人によっては2週間分以上まとめて購入されるとするとこれくらいは…

ちょっとデカフェに寄り道 排気の記録へ

謎のデカフェ 50g 5、6粒ほどロスしたので実際はもっと少ない 温度センサの引き込みスタイルを見直し中でのテストバッチ。ほとんどの時間、細いプローブと太いプローブが近い高さにある状態での測定。焙煎全般に参考になりにくいデータが取れているわけで…

何故かフライパンの中の手網 試運転完了か? ケニア60

ケニア 60g もう少し少なめの方が煎り安いと感じてしまいましたが。 ガラス蓋を支える仕組みを見直して手網の可動域が大幅に増えて、ほとんどフライパン幅いっぱいに振れるようになったので、焙煎量を60gとしてみましたが、思ったより扱いにくく感じます。…

何故かフライパンの中の手網 スライドダンパー式蓋の試運転 ケニア45

スライドダンパー式排気機構の試運転 ケニア45g強 なんとかほぼスライドするだけで排気を調整可能な仕組みを導入できました。今回は分解しなくて済んだので少しだけマシなデータが取れています。 赤い線は従来の網の部分で測っている温度。4分から5分の間の…

何故かフライパンの中の手網 ただいま機材の調整中 デカフェ

ETはフライパン面の温度を測っています。グラフの軸が変わっています。 投入温度は150度くらいにはしたかったのですが、蓋の隙間を開けた状態ではそこまであげられなかったのでとりあえずスタート。やはり火力を微修正して0.8kpa以上で初めて予熱開始し、必…

何故かフライパンの中に手網 ドーム vs フラットリッド編 ケニア45 short

とりあえず、ドーム蓋とフラットな蓋の比較用バッチ ケニア 45g ドーム蓋と平らな蓋とどっちがいいか比較したくてやってみたバッチ。 どうせなら、投入温度や火力、豆も統一すればいいんですが、もともと蓋の下の構造も変わっていまして、その時点で厳密な…

何故かフライパンの中の手網⑦ ドーム型の蓋を試す プレミックス・ケニア44翌朝の評価

2日目の評価はなんと、初日に比べれば焼きすぎた感じもさほど感じさせず、意外に抽出効率もよい。8gで140cc強落としても十分過ぎる感じ。ここまで来るとしっかりカッピングと並行して評価していった方が良さそうです。 まだまだ銘柄を冠したスペシャルテ…

何故かフライパンの中の手網⑥ ドーム型の蓋を試す ケニア44・プレミックス編

使用した豆はケニア8割強?とニカラグア、デカフェ一粒のプレミックス 合計約44g 結構、焙煎度が揃いやすいので、この条件だとプレミックスも大丈夫だろうということもあって試してみました。実はたまたま半端な豆を合わせただけなのですけど。 今回は44g…

何故かフライパンの中の手網⑤ デカフェ70

今の条件での適切な投入温度を見るのが主な目的 火力は控えめすぎました 60gだと評価に使う量が十分でないので、70gで容器の底から出てきた別銘柄のデカフェを試しに焙煎してみたところです。投入時の火力は0.55-0.7kpa位までは上げた方が良かったかもしれ…

何故か フライパンの中に手網 またまた番外 朝一の焙煎 モカ67

某モカ 67g スーパーハード これは焙煎としては実は明らかな失敗と言えるレンジ。粉にした瞬間、かすかにシナモン以下レベルの焙煎を思わせる香りがします。見た目でもミディアム未満の粉とシティに近い焙煎度が混在している感じに見えます。そもそも粉にす…

何故かフライパンの中に手網 番外編!? お出かけ前のお急ぎ焙煎

ケニア 60g 忙しい朝で慌てていたのか寝ぼけていたのか、焙煎開始前後の2分間はいつも通りにできておりません。その関係で特に焙煎の前半からすでにして間延びした感じになり、焙煎時間が伸びていますが、実際の正味の焙煎時間としては10分前後かもしれま…

なぜか フライパンの中で手網④

70gでの焙煎 ケニア 今使っている網は底の部分のウェーブが効いてうまく攪拌されるので、絶え間なく振り続ける限りは、ちょうど下向きになった豆と上向きになった豆が微妙な間隔を保ちながらもお互いに入れ替わるように姿勢を変えてくれまして、直径16cm…

なぜか フライパンの中で手網③

60gでの焙煎。温度プローブは網の上でサーフィンしています。 本当は温度センサの先端が常にどれかの豆に触れ続ける条件か、網に接している(溶接されている)条件が理想なのですけれども、豆を攪拌できる条件と両立が難しいので、軽くて細いセンサが網の上…

なぜか フライパンの中で手網②

カフェインレス グアテマラ 50g センサの位置が変わっています。 フライパンでの焙煎ですが、結構、蓋の形や、はまり具合で中の温度は変化します。熱の対流具合がストレートに影響するのでしょう。今回は0.6-0.7kpaと火力強めで行っています。 相変わらず1…

なぜかフライパンの中で手網①

あまりいい切り取り方になりませんでしけど、一応なんとか焙煎記録らしく見える一枚 豆はメキシコかコロンビアのデカフェ。焙煎量は40g。フィニッシュで35g 焙煎後の見かけではシティとフルシティあたりの豆が混在している感じ。粉にした時の色合いはわず…

なぜかフライパンの中に手網 お試し編

どうやって、フライパン上で表派と裏派に分かれて対立してしまう豆たちをてなづけるか、いろいろな方法があり得るとは思いますが、今回は手元にあったぎんなんいり(手網の道具としてはもっとも古典的なもの)を分解して、フライパンの中に埋め込むような形…

ひさしぶるに出汁をとる

実際のDROPは5分あたり。香りがしっかりするのは100度の手前あたりで煮出してから3分前後 試しにコーヒー用のフィルタで抽出して、好ましい抽出温度が見れないかやってみましたが、どうしてもある程度は時間が必要なようで。 今回は普通に鍋で煮出しています…

フライパンが究極の熱風式焙煎器になる かもしれないこと③

2度目の火入れをおえた豆を観察してみると、大きく分けて4種類。 ほぼ全体が均一に煎れている豆。割合的には1割程度。 平らな面がこげてイタリアンぽくなっているものの、片面はフルシティくらいで止まっている豆、全体の6割程度。 反対に、丸くなってい…

焙煎量の算定

一般サイズのフライパンで少し縁の立ち上がりにかかる程度に満遍なく豆を並べると約200g。 一方でコーヒーに限らず、ほとんどの豆類は乾燥した状態から水を吸うと体積が最大2,2倍になる性質があります。長時間茹でて2、2倍ちょっと。コーヒーの焙煎の場合…

フライパンが究極の熱風式焙煎器である、としたら②

一応タイムスタンプは6分 158度でFCSとしていますが、正確に測れている場合、今の条件だとまだまだフライパン内に溜まった熱風の温度がかなりの部分反映された値なので、当然、このタイミング、本来の一はぜではあり得ません。Artisan自分が知らないだけかも…

The Ultimate Convective Roasting Tool of Coffee could be THE FRYING PAN!! フライパンとは究極の熱風式焙煎器である としたら①

とりあえずグラフが描けているだけで、結果は?が最低3つぐらいはつけなくてはならない状態の2バッチ目。焙煎量は今回、200g。火力は最初は0.45 ハゼ開始の手前で0.5 しばらくして0.45kpaに戻しています。3分前のボトムとかは単純に軽い温度センサが穴か…

フライパンは究極の熱風お好み焼き器ですらあるかもしれない、という仮説

久々のお好みカーブをば Artisanはほとんど単なるタイマーと化していまして、温度センサーの径も変わってしまった関係で以前と継続したデータが取れていると言えないので公表を差し控えさせていただいておりましたが、久々に記録してみました。 実際の投入は…

Coffee roast on a frying pan artisan probe attached

Closed with a lid shaken just on an iron casted tripod フライパンでの焙煎はどうしても一部の豆が最後までグリーンに近いままで、手網以上にムラが拡大するような状態になりやすいのですが、今回はなんとか、焙煎後に選り分けるようなことをしなくても粉…

The power of Coffee コーヒーの力でナメクジ退治!?の巻

しばらく前から、自室の浴室にナメクジを見かけるようになってしまいまして、最初見かけた時は、子供時代以来、ちょっと可愛いくらいで、動きを観察してみたりしていましたけど、最近は繁殖している兆候さえもありまして、さすがに本格的に対策せざるを得ず…

とうとう!?wilfaを試す①

結構、評判良いけど、浅煎り向けだろうなと思っていて、スルーしていたwilfaを遅ればせながら、最近入手しました。 これ日本の台所や食卓にはまだ少し大きめに感じるものの、修理も含めたメンテのしやすさ、耐久性、静電気対策も含めた使い勝手、速度、ほど…

フライパンの手入れについて アマニ油の効用

久々にアクセスカウントが3桁に?はてなのカウントは相当盛りますから、実数は大したことないはずですが。ここ数日、ちょっと更新が滞っております。ここのところ、お腹を壊しておりまして、しばらくソバとヨーグルトしか口にできない状態が3日ほど続いてそ…

Coffee Roast over a frying pan with a help of Artisan

After a pre roast or drying process サンプリングレートを長めにしても、RORは参考になりにくいですね。投入後の温度下降は控えめなのはすでにある程度乾燥している状態の豆だからです。 今回は温度プローブを新しくしているんですが、手持ちの関係でわず…