The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

2021-01-01から1年間の記事一覧

微差圧計をしっかりとした台に取り付けようと思っていまして

スタンド 知人が木材で綺麗に作ったりしていまして、対抗するわけでもないんですが、自分の場合は、シンプルに金属で作るつもりでおりました。ところが、正確に必要な大きさの穴を開けるのが手持ちの工具だとちょっと大変そうだったので、とりあえず桐の箱に…

焙煎中の排気操作

しっかりとした考え方で設計された焙煎機が適正に設置してあれば本来、排気はほとんどの場合、固定であるべきで、修正する必要はないはずです。ある意味、焙煎機の性能の前提条件すなわち、温度センサの数値やバーナーの燃焼の土台を支える基本的な物理条件…

artisanばかりに頼れず。HIOKI 10+2chデータロガーへ

ガス圧は10分の1 該当部分はビジュアル的にあまりにしょぼいので写真は自粛。 でも長年の懸案、というより悲願に近かった火力の入力をデータロガーで記録できるようにしました。自動で記録されるわけではないので、火力操作する前に忘れずポテンションメータ…

10000kcal/h VS 1.5㎏ マンデリン

さすがにカロリー不足感は解消し、深煎り目的だったこともあり、 1.8kpa以上に火力を上げる必要もありませんでした。 むしろ、意識して排気を過剰気味に持ち込んで調整したくらい。 結果は、思ったより操りやすかったのですけれど、ドラム回転数を上げたこと…

1.5kgの焙煎に…挫折?

この焙煎機でのこれまでの焙煎のベストは2,5キロで小粒のナチュラルの豆を焼いた場合ですが、スタンダードっぽい焙煎にどうしてもなってしまいます。それ以外はコーヒーとしては評判は良くても特徴の薄い意図しない長時間焙煎になりがちでした。 そのほか500…

DRY END ゴールデン、イエローというタイミングが重視されるわけとスペシャルティの焙煎

焙煎機の熱電対の取り付け方によって温度表示は変わるものの、おおよそ160前後で豆は色づき始めます。その時の(表面の)乾燥の色具合は豆の品種や精製方法によって全く違って見えるので、判断にはそれなりに慣れが必要と思いますが、そのポイントが重視され…

DRY ENDとは

aritisanにはドライエンド(乾燥終了)という概念が導入されています。160度超えた頃には豆が色づき始め、それから、しばらくすると、RORがそれまでと違ったペースで上昇し始めたりもします(火力が有り余っている方の場合など特に)。 果たして、この乾燥終…

ドラムモーター交換の際の注意点

やっと三キロのギャップの調整の仕方がマスターできまして、下側で計測して0.45〜0.5mm程度に追い込むことができました。(結局、ダイヤルを戻して、下側のギャップは0.8mmぐらいに戻しました。あまりギャップが狭いとフロントパネル側からドラムに流入する…

何とか、復活したかも?の3キロ窯 久しぶりのモカでした

0.2〜0.3kpa位から綺麗に燃えるようになりました! https://youtu.be/-8BttQ95k9w 点火してしばらくして安定してくると、0.1kpa位まで落としてもほとんど赤火もでず。安定して燃えてくれます。放っておくと圧力計の数字はふらふら0〜0.2kpa辺りをその日の気…

1万キロカロリーの世界

とうとう、帰ってきました1万キロカロリーの世界です。 断然余裕です。あまり絞ると怒られますので、絞りたいところまでは絞られません。 これで200g焙煎するのは大変です。 スペシャルティ風の焙煎で極浅めに、しかも豆は1キロとか場合によっては1.5kg扱う…

8333と1/3kcalの焙煎

実際に、二キロ、三キロと入れてみたわけではないのですが、バーナーのカロリーと排気量との関係で決まる熱風やドラムの温度というのがありまして、そのバランスによって具合の良い焙煎量とか変わってきてしまいますし、焙煎スタイルとの相性というものが生…

6666・2/3kcalの焙煎

原付並みとはいいすぎかもしれませんが、やはり、5000kcalというのは実用性に欠けるようでした。旧規格の軽自動車550ccより少し落ちるくらいかもしれません。 今では旧規格の軽自動車から660ccに拡大されてかなりの年月が経ち、かつてのコンパクトカーと…

とうとう種火ターボを使って4000kcal +

どうやっても必要なカロリーが供給できそうになかったので、3キロなのに種火 ターボの出番となりました。 ジスィズ・ワンバッチ 全体にカーブが緩やかなのは火力が足りていないと言うことです。本来なら、バーナー近くに配置したセンサーは300度以上を長い時…

ただいま予熱中 3333と1/3 kcal/h

実は引き取った時から、真っ直ぐに回っていない感じがあり、ずっと、ドラムが偏心しているんではないかと心配していたのですが、杞憂でした。 最近、どうしても温まってくると異音がしてくるようになり、余計につけたセンサーが当たっているのではないかと何…

max 5000kcalでの焙煎

調整器は新品に取り替えたばかりだったのですが、ごく簡素なタイプだったためか絞った際に圧力の変動が大きめでした。これがディスカバリーで焙煎が安定しない原因のひとつともなっていたようでしたので、代わりに2本立て用の調整器を使ってみましたら、特に…

インバーターによる排気の実際

段階 周波数 総圧≒動圧として扱います 予熱前 連続焙煎時 予熱完了後 -1 7.3hz -3.5pa -3.5pa -3.5pa 0 8.8hz -5.5pa -5pa -5pa 1 11.1hz -10pa -9pa -9pa 2 12.5hz -14pa -12.5pa -12pa 3 14.7hz -17pa -16.5pa -16pa 4 17.7hz -28pa -25pa -23pa 5 21.4hz …

空気の粘性の変化とカロリー

人力飛行機やグライダーを製作されておられる方の実感だと湿度の高い日は飛距離が伸びるそうです。余計な水蒸気があれば抵抗が増すような気がしますが、そうでもない。確かに水蒸気の比重は空気よりも低いので単純に考えても抵抗は減ることにはなります。 空…

カロリー逆換算表 8000kcal→6000kcal

こちらは最初から増強したバーナーを使用している前提で増強済みのバーナーの火力を100%として計算したものです。 8000kcal/h 6000kcal/h 増強バーナー 標準バーナー 2.80 100% 2.50 94% 2.20 89% 2.00 85% 1.80 80% 1.57 75% 2.8kpa 75% 1.40 71% 2.5kpa 7…

火力の%表示換算表を作ってみました(こちらは100%が標準バーナーの火力)

こちらは普段、標準バーナーで焙煎されておられる方向けの表です。 エクセルのデータを貼っただけなので、スマホだとみにくいかもしれませんが、できれば横にしてみてください 6000kcal/h 8000kcal/h 9000kcal/h kpa/標準(6本) 8本 9本 2.8 100% 133% 150%…

こちらは逆算バージョンです。9000→6000kcal/h (最近の3キロの場合)

ここでの100%は最初から増強している方向けに、9000kcalを100%(基準)として計算しています。 9000kcal/h 6000kcal/h 大増強バーナー 標準バーナー 2.80 100% 2.55 95% 2.40 93% 2.20 89% 2.00 85% 1.80 80% 1.60 76% 1.40 71% 1.25 67% 2.8kpa 67% 1.20 …

こちらはどちらかというと自分用。

標準最大100%基準 %換算票(LPGプロパンガス フジ3キロ仕様専用) (注 もともと標準バーナーがスタートだったため%表示は標準バーナー基準) 10000kcal/h 6666kcal/h 6000kcal/h 167%増強バーナー 111%増強バーナー 標準バーナー 2.8kpa 167% 2.4kpa 1…

ビッグサイトの水とかけて

いつの間にかリニューアル? WEBに書いたりしないでねと、いわれたので、店名も含めて余計なことは書けませんので、今回は写真だけ。

24本のバーナーとか赤外線発生装置とか

古来、日本ではちょっと理屈で考えると、いっけんまるで無駄な選択をして改造されるロースターの方が後を立ちません。例えば、燃焼室のスペースに余裕のある五キロでバーナーを24本並べるとか、増強ならまだしも標準のバーナーとは別に赤外線発生装置を装着…

SCAJ 2021 grand finale

本日でSCAJ2021は終了。RMTCはそのトリを飾るイベントだったのですね。 審査員の方もおっしゃられていましたが、本来なら、比較的大粒のコロンビアでもっと古くから日本で親しまれてきた深煎りの世界に深く深くハマっても許されるかもしれないところ、思った…

プロパンガスの消費量と火力

バーナーを仮に増強してみて、あまりにガスの消費が早く、調整も難しいところがあり検討していたところ、元々のバーナーの火力が低かった可能性があるという結論になりました。 なぜなら、バーナーの火力は最大でも167%のはずなのに消費量は2倍以上。 火力…

0.75mmのギャップを詰められるか

他の焙煎機はどうなっているのか正確には把握しておりませんが、フジロイヤル の一キロ以上の場合、フロントパネルとドラムの間のギャップを適正に保つのは結構重要な問題です。 一キロの場合、ギャップの調整までしっかりマニュアルに記載があるのに、三キ…

Artisanの設定FINAL CANDIDATE(最終版候補)

まだまだ試行錯誤中 マック版のv1,3にインポートしてスクリーショットを撮ったのでレイアウトは変わっていますが、メインマシンのバージョンはv,2,4,6にアップしました。 autochargeやautodropの誤動作は古いバージョンも新しいのもそれぞれあったので、同じ…

新・温度センサ 豆温度計2

最近の焙煎機では焙煎中に豆にセンサーの先端が埋まる位置に細めの温度センサを設けるのが流行りです。loringなんて7kgが最小サイズですが、センサの直径は推定4.5ないし4.8mmm。フジの3キロより細い。その他のアメリカで定番の一キロ前後の焙煎機はさらに小…

ドラムの回転調整方法の修正

ドラムの回転数は毎分33と1/3から120回転まで可能です。さらに短時間であればグリース充填時には15hzまで落とすこともできます。なぜこの回転数かというと33hz未満まで落とすと、何かしている時や音楽がかかっているとドラムの回転が静か過ぎて、うっか…

火力と風量調整方法の見直し③

以前はダンパー操作をしてみて、それをインバーターで調整した時の風量とすりあわせるといったことをちょくちょく行なっていました。 マノスターゲージ をつけた状態でこれをやってみると、ダンパーを1段階あたりに開けてゆく操作はこんな感じです。 1.5〜2p…