The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

コーヒーの排気とSDGsとアロマテラピーの関係

コーヒーの焙煎において、もったいないと思うことはたくさんあります。 たとえばよねつの段階からたくさんの火力を余分にかけて始めなくてはならないところ、10キロの焙煎機に1キロ、2キロ程度しか入れずに焙煎するといったスタイルがスペシャルティでは…

深煎りとはすなわち美味しい炭を焼くということ

ある一定上の深めの焙煎で煙臭くなくうまくいっているものには、自分にはなぜかすみれの花を連想させる独特の好ましいフレーバーが付き纏うように感じられます。 そして、それはまさに炭になった、あるいはなりつつあるコーヒー豆の香り、だと思います。 深…

プロパン派から都市ガスに転ぶ

サンプルロースターがわりに使っている焙煎機がありまして、説明書には都市ガス仕様とあったのですが、どうもノズルのサイズが違う。全開でもほとんどトロ火なので焙煎どころではありませんでした。 それでプロパンを用意して使っていたのですが、これ、ちょ…

あえてコーヒーはあくまでも水分補給の一手段でしかない、といってみる

焙煎するほど、コーヒーにハマった人でなくても、あるいはそういうひとにとってさえも、究極コーヒーも他の飲料と同じように水分補給の手段でしかないと思うことがあります。 今、あるところで自分よりも少し年配の層の方にコーヒーをお出ししたりしています…

温暖化の効用とコーヒーベルトのシフト

このまま地球温暖化が進むと日本もコーヒーベルトの下にかかるようになるんでしょうか? 地球温暖化というのは本来、少なくとも数万年から十数万年単位の変化のはずで、自分の生きている間に実現することではなかったはずです。 ところが現在、世の中を騒が…

なぜ、焙煎を3つの段階に分けるのか

3段論法とか、三元論とか主にキリスト教で言及されるトリニティ(三位一体)とか。西洋の思想の中には3を物事の構成要素の最小構成として捉える傾向があるようです。自分、相手、第三者とか。 対して、日本の場合、起承転結という言葉にもあるように、4つ…

焙煎とはコーヒー豆の調理の一過程であって、それ以上のものではない…といってみる

SCAJ 2023そしてその中のRMTCも盛大に行われたようで、お疲れ様でした。というかもうすでに結構経ってしまっていましたね。 色々な条件が整わなくて、今年はスルーさせていただくことになりましたが、先日、会場での様子などを人伝に聞きまして、へえと思っ…