Coffee Beans Kurochamame

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おなべのなかの小宇宙③ 1はぜの真相 facts around the first crack

1ハゼはひとつのまめにとってビックバンにも相当すると書きましたが、実際のところ、まめ一粒でコーヒーを淹れることはできません。焙煎の途中で豆をかじったり、潰してみて、焙煎度を確認する焙煎者は多いのですが、それをしたところで、最終的にコーヒーをいれてみたときの味や香りは予測がつかないのが通例です。いずれにしても、まめ一粒一粒の味を実際にコーヒーをたてて確認することはできないのです。

一粒の豆は、いわば小宇宙のような空間、とはいえ、そのミクロの宇宙の世界とは別の次元のマクロの宇宙の中間の世界に位置するのが一杯のコーヒー。とすれば、一つ一つの豆はやはり太陽のような星(恒星)に例えた方がより近いと言えるかもしれません。

つまり一粒の豆の1ハゼは、一つの太陽の誕生に相当すると言ってもいいでしょう。聖書や神話の世界でいえば、天地開闢の瞬間にも値するのが1ハゼなのです。