The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

スタバのTOKYO ROASTを試す ②

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白山の水でいれてみました。思ったより、単調に入ってしまいました、あらら、もう少し細かく挽いてみた方がよかったかも。

実は、ある人がスタバの焙煎をスペシャルティの本流みたいに持ち上げていて、ほんまかいなと思っていたのですが、実際、その方の焙煎は自分の想像の斜め〇〇だったので、??と思っていました。

でも、やはり本場は違うんではないかと密かに思っていながら、さすがにシアトルまで確かめに行くほどの気はなかったのです。

そもそも、たとえば、カーネルサンダースが日本のケンタッキーがもっともオリジナルに近い味を出しているといったとか、言わないとか。そんなエピソードもあるくらい。

焙煎(つまり豆の調理)のような作業こそ、日本人の生真面目さや職人気質が生きる現場であり、本来ならば、日本で焙煎した豆が世界中のスタバで使われてもいいくらいだと思うのです。

そういう意味で、スタバのTOKYO ROAST。要注目ですね。

コーヒーの場合、生豆の品質の影響が大きいので、セブンイレブンみたいに、いつの間にか日本の支社がアメリカを吸収してしまうようなことは起こり得ないとは思いますが、せめて日本国内で消費する分くらいは、国内のスタバでやってほしいものです。

AGFがダメとはぜんぜん、思っていないんですが、正直、某準大手コンビニと豆の品質だけが違って、ほとんどローストプロファイルも同じではないかと思うことが多かったので、(どこがシアトル系?と思っていたのですが)

これで、本来のシアトル系が日本で進化した姿が見れるかもしれません。

その後、R440で一番細く挽いていれてみたところ、ほぼ狙い通り、丸みがあって、中深煎り以上特有のフレーバーと若干のスモーキーさが同居する程よい具合にはいりました。これはこれでなかなかいいですねえ。なぜかタリーズのフレンチの風味とどことなくかぶります。