The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

ところで、キーボードが末期です。

いよいよマックのキーボードがおかしくなり、外部キーボードも使えなくなりそうです。しばらく更新ができなくなるかもしれません。

高島屋珈琲、届いてから、1週間ちょっと経っていますので、再評価。少しこなれてきて、ふっくらとした甘みが特徴的ないかにも北海道らしいというか、おおらかで、寒い日にマグカップいっぱいにコーヒーを入れて、ふうふういいながら、たっぷり飲んだら、もう最高、といった感じの、カップでした。

最近流行りのスペシャリティとかとは対極にある世界ですが、九州ではなかなか味わえないもので、友人、知人に飲んでもらった感想も概ね好評でした。

おそらく日持ちのする焙煎になっていると思いますので、もう、しばらく経過をみてみようかと思っています。

これと比較すると、自分の昨日の焙煎の結果は、あれれ、直後の柑橘系のフレーバーや酸味はほとんど後退してしまったものの、意外に飲みやすい珈琲に変貌していました。まだ少し後味が舌にぴりりと残る感じがかすかにあるものの、ほんの少しだけ後半の排気を上げる程度でこの部分はクリアできそうです。

その代わり、先週の土曜日に煎ったテスト用のコロンビアは早くも劣化が目立ち、浅煎りとはいえ、まだまだ未完成という感じです。

ということで、ハイ以前の浅煎りに関してはやはりいつの日か本式の熱風型の焙煎機が稼働できるようになるまで、当面は生産も販売もしない方向で行くことにします。

後、長くなるので何ですが、半熱風をどんなに工夫しても本当の熱風式の真似はできそうにないことがわかってきました。

もちろん、半熱風で熱風式に負けない焙煎をするというのはおおいにありですが、そういうのは、世の中にあふれていますし、熱風の要素を取り入れようと改変したりすると、火力と排気調整のバランスはありえないくらい相当シビアになると予想されます。ですからやるとしても、次の段階でということにしたいと思っています。

逆に、熱風を少し、半熱風風にするとか、直火の要素を取り入れるといった方がうまく行きそうですので、最初の焙煎機の選択肢を半熱風でなくて、最後に半熱風と感じになりそうです。

直火に熱風の要素を取り入れるのも、実はちょっと問題がありそうですが、これは実際に業務用の焙煎機でやってみて結論を出した方が良さそうです。

というか、たまたまバーナーの火でドラムが軽く炙られるだけで、風の通り方は、本格的に熱風といえるレベルまで作り込めば多分大丈夫です。

それと、半熱風を少し直火に近づける方向に振るとか、そういうのはありと思っています。これは自分の住んでいる地域の珈琲屋がすでにやっているので、先例に事欠きません。

いずれにしても、直火に近い焙煎機の方が自分にとってとっつきやすいということもあり、最初は直火をベースにしたいと思います。

それで、今使っている実験機を合わせて、2台を組み合わせた新しい焙煎方法がうまく行く目処が経ったら、すぐに次の焙煎機を用意して、いよいよ本格的、営業という手筈になります。

それまでこの店を維持できるかが一番の問題ですが、なんとか頑張ります!

もとい、今のところ、店というより、テナントといった方が正確かも…。

早く、でかでかとノボリをあげたいものです。