Coffee Beans Kurochamame

for Dripbags, Coffeemakers and hand-brewing

現用焙煎機の基本的な特性とその対策

新しくドラムに流入する空気の温度を測る方法を改良し、またドラムとバーナーの関係を調整する仕組みを導入して、なんとか流入する空気の温度を必要とあらば400度近くまで上昇させることができるようになりました。ただ、他の条件をうまくバランスさせることはまだできていません。

どうしても、必要な排気を確保すると、ここまでの温度にはなかなかなりませんし、どうかすると、100度台になってしまいます。特に豆が少ないとどうにもならない場合がでてきます。

いろいろやってみて、もともとこの焙煎機の場合、バーナーを全開にするような条件でないと、必要な温度と量の熱風が作れないようになっているようです。

この年式の半熱風については、ちょうど1.5キロから2キロくらいの豆を投入して、バーナーを全開にした時のみ、全てが上手くバランスするように作られているとしか思えないくらいなのです。

きっちり2キロ投入すると、豆自体が焙煎機の内部の温度の違いをうまく調整してくれます。この状態だとドラム内の温度は豆の力で平均化されます。豆の水分が適切な範囲で残っていれば、ドラム内面が極端に高温になることもありません。

またちょうどバーナーからの熱風が豆にうまく当たってくれて効率よく加熱されるので、火力不足にもならないのです。ただ、それでもスペシャリティで流行りの焙煎とかにはまだまだカロリー不足気味ではありますが。

それで豆を減らして、例えば1キロとかだと、ほとんどの熱風は空振りして、排気されるようになってしまいますし、それをカバーしようと火力をあげると、豆が焦げたり散々です。ドラムの中の風の通り方が、豆が少ないと上手くいかないようで、水蒸気がこもってしまっているような感じになりやすく、それを防ごうと排気をあげると今度はますますカロリーが足りなくなって、長時間焙煎を余儀なくされて、すかすかの焙煎になってしまいます。

これをカバーするには、2キロ焙煎した直後の余熱を使って、投入温度を高め(低め)が正解でした)にして、そのまま一気に煎りあげるくらいしかいまのところ方法は見つかっていません。ただし、このやり方だと初期に投入するカロリーが過剰になりやすく、一本調子の焙煎しかできなくなってしまいます。

そこでとりあえずの対策として、ドラムの回転を少し上げて、400gくらいから、テストスプーンに豆が乗るようにしました。これで少し、ドラムの加熱の影響を緩和できます。

前蓋の余分な蓄熱性の影響を回避する方法を現在模索中です。

これが上手く行けば、全体に余熱の時間を短縮し、なおかつ1バッチ目から焙煎が安定してできる可能性があります。

うまくいったら、その後はなるべく、2キロの焙煎で通すか、2キロと500g程度を交互に焙煎するような方法でやっていこうと思っています。

最初の1バッチ目は捨てる前提でいって、その後切れ目なく焙煎できればかなりいけそうですが、それは、それで勿体無いし、まったく切れ目なくというのもいろいろ大変なので、なんとかしたいところです。