Coffee Beans Kurochamame

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1.5kgの焙煎に…挫折?

この焙煎機でのこれまでの焙煎のベストは2,5キロで小粒のナチュラルの豆を焼いた場合ですが、スタンダードっぽい焙煎にどうしてもなってしまいます。それ以外はコーヒーとしては評判は良くても特徴の薄い意図しない長時間焙煎になりがちでした。

そのほか500gあたりの少量で深めに焙煎したり、1キロ前後で焙煎してそこそこ良かったものさえ、電気でサポートしたりしていましたし、結構きわきわなのでした。8バッチくらい連続してやっと電気と併用して炒ったりしても、どうも冴えない。特にウォッシュトの場合、2度炒りした方が受けがいいといった状態でした。

バーナー周りを見直して少しマシになったような気もしたので、これまでどうしても上手くいかなかった1.5kgの焙煎を試してみましたが、撃沈。

投入温度を上げて、ぎりぎり全開まで使っていけば、そこそこスタンダードっぽい焙煎はできるかもしれないとも思ったのですが、そういう焙煎をしたいわけではありませんし、いまのところ、どうもうまくバランスが取れそうにありません。

ある方がフジロイヤルの3キロで焙煎するなら一キロまでがベストと言われていたのは、本当だと思いました。その方は多分最新に近い半熱風で増強したバーナー前提でおっしゃっていたのではないかと思いますので、この焙煎機で試すとしても、バーナーを最大に近く増強した状況でもう一度だけにしておこうと思います。

バーナーを絞った段階でも充分な火力が発生しており、予熱もスムーズに感じるのですが、上手く豆にカロリーが伝わっていかない感じで、かといって、火力を上げると、油ギタギタになりやすく、排気を下げても、曇ってしまう、という状態は変わりませんでした。

このあたりは焙煎機の素の特性として受け入れた方が良さそうです。

というのは、どうもバーナーの先端が当たっているドラムの部分だけがそこそこ熱くて、絞っても変わらない。直火ならこれが個性につながるかもしれないですが、変熱風。いや、半熱風の場合、豆がギタギタになるだけなのです。

火力を下げても炎の先端はついたまま。しかも熱風の量と温度は不十分。

本来なら適正なところまで火力を上げても、1、5キロあたりだとまだまだほとんどの熱風は豆の上をすり抜けて排気に回ってしまう。そこで絞ると今度はくもった感じになりやすい。すぐに熱風が必要以上に高温になってしまうからです。かといって同時に火力を下げると、今度は長時間焙煎に。ドラム全体が温まりにくい上に熱風自体にもムラが生じて全体として伝わるカロリーが不足気味になりやすい。

ごく少量の時はバーナーの先端で過熱した部分を避けて回っているために上手くいくようです。しかし焙煎が、量が増えるほど難しくなってゆく。といった関係があるようなのです。標準バーナーを使用する限りこの条件からは逃れられない。その点、最大焙煎量近く入れた場合なら、大量の豆の潜熱で、なんとかその過熱の影響を逃れられるものの、今後は火力がぎりぎり、なんとか熱風がまめに触れる確率が上がるために、効率が上がって、ナチュラルや乾燥気味のパルプドナチュラルでは間に合うこともあるが、それ以外は全滅。そういうことのようでした。