The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

トーマス2号、本日到着

今日は朝からお忙し、急遽、常連さんのお力をお借りして、搬入

その後は、これも前日決まったセミナーに出席、夕方から点検を始めました。

この日は状態のチェックのみ。

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新品と同じように使えるとの触れ込みでしたが、左側真ん中のバーナーは詰まり気味

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Vベルトは新品に交換済みということでしたが、調整ができておらず、最初、ドラムが全く回りませんでした

モーターが故障したのかと焦ったのですが、手で回すとゆっくり回転し始めました。シリンダーがすれていたようで騒音がすごかったので調整するといくらかマシになりました。でも2006年製の10キロ の3倍以上、ショールームの新品の10倍くらいの騒音に感じます。モーター類全交換が望ましいかも。

それと、写真ではわからないと思いますが肝心の中央のシャフトが本体に対して、中心にきていない状態で中途半端に止まっていました。

そのせいで、ドラムが1.5ミリ近く偏心して回っている状態でしたので、早速調整しました。マニュアルにはここいらの手順にはまったく触れられていません(訂正→一応は記載があるようですが、当方の個体は最近のマニュアル通りには行きそうもありません)が、あんまり当たり前すぎて書かなかったのかもしれません。この程度の調整もしないまま、焙煎機を改造したり、色々されている方もいたり、40年近く営業されておられる方もいたりするみたいですが、それでも商売にはなるんでしょう。(→しっかりドラムが本体に対して適切な位置で回っているかは、ちょっと見ただけでは判別しにくいことが後でわかってきました。たまたま自分が見たときに正面からそうみえただけで、実際に焙煎される方はきちんとされておられるんでしょう。)

ここの調整ができないと、ダンパーの操作や排気風量にも影響するはずなのですけどね。