The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

Artisan for Oil break-in of an old frying pan 2

ひさしぶりに超深煎りの領域へ

コーヒーの油で油慣らしをしつつ、黒い鉄の皮膜を生成しようとするときは最低でもおおよそ230度を超えるところまでは持っていく必要がありそうです。ひょっとしたら、240-250度位まで持って行ったほうがいいかもしれませんが今回は平均ではそこまで持って行けませんでした。火がつく可能性があるのはもう少し高い温度帯で300度超えるところすけど、その手前までは大丈夫。

今回、熱風主体で焙煎する場合と随分、温度変化が変わるような感じがしています。2はぜのピークらしい感じが出てくるのは225度をかなり超えたあたり、発熱反応らしい感じがはっきりするのはこの測り方ではおおよそ平均して230度前後を表示するまで待たなくてはなりません。

今回は蓋をしたままなので、掻き回す代わりに大きくフライパンを傾けながらなので、その影響で温度変化の上下が激しくRORも波打っています。焙煎中のにおいはかなり控えめで煙臭さもほとんどしませんでした。ひょっとしたら、特に後半は酸欠に近い条件に陥っていたかもしれません。

時折、260度辺りを表示するのは、豆の片側の平らな面がフライパンの底に張り付いたままで焦げかかったやつがたまたま温度プローブに当たった瞬間に高い温度が観測されているのだと思います。逆に温度が低く表示されているのはどの豆にも触れず、温度プローブがフライパンの底から離れている瞬間のようですが、残念ながら、それだけではないかも…。