The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

TIMEMOREを試してMILL ②?

果たして評価するほどの価値があるか、ずっと迷っていた中華ブランドミルですが、どうも自分の手にしている個体はいつの間にか挽き目がズレてしまいやすい構造になっている疑いがあり、もう少し使い込んでみて評価する必要がありそうです。

二回目に使ってみたところ、同じ挽き目でいったつもりで、ちゃんと圧力がかけられるエスプレッソでないととてもでないけどスムーズに抽出できそうにない細かさに挽けてしまい、やはりというか最初に試した分はこのミルにとっては中間の粒度だったみたいです。

下の調整ダイヤル部分がもう少しで抜けて落ちてくるギリギリまで回したところが一番荒く挽けるところとして、カチカチっと音がするのは大体14段目くらいまでなのですけれどこれ、こんなんで本当にいいのか、疑問です。

セラミック系よりは上手く挽けている感じはします。もちろん、DAISOなんて敵ではありません。ただ、たとえば新品の状態でやっと少しこなれたコマダンテと比較できるレベルとしたら、ある程度使い込んだ後は、もう文字通り、まったく歯が立たない可能性大です。

こういうのはある程度、使い込んだ状態で本来の性能が出るように作られるのが普通ですから使いたてから、バッチリ性能が出るようなものにしてしまうと、長く使えないものになってしまうことも。もう少し時間が経ってから評価すべきですが、そこまで使い込んでみる価値があるかどうか今の時点では微妙です。

浅煎り気味の豆を挽いてみて、あまりの抵抗の大きさに思いっきり、ダイヤルを回して、粗挽きにしてしまいました。

せめて手に馴染むようなラバー製のグリップサポーターみたいなものを作ってもらえないと、厳しいです。

ダイヤル部分のネジなのですけれど、この構造だと挽いている間にそれなりにずれていてしまうはずです。そのおかげでうまいバランスでバラついて美味しく入るかもしれませんけど、さまざまにブレが生じる要素がありそうで、関心しません。この辺り、コマダンテがどうやって回避しているか、興味津々。