The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

SCAJでもみなかったブルー・マウンテンがここに!

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このメニューが3種の神器みたいに並んでいるのは今時珍しいかも

SCAJでは本物のジャマイカ人にあったことだけはおそらく確かですが、コーヒーはアイスコーヒーの方がふさわしいと思われかねないレベルの深めのローストでハイマウンテンとは、いちおう、それなりの豆であることが確認できる程度でしかありません。

ジャマイカだけでもスペシャルという考え方も昔なら成立したでしょうが、今どうなんでしょうか。確かにいいテロワール、完熟、インフラの整った場所での丁寧な精製の豆であることはわかります。だから、ジャマイカだけでもプレミアム、それでもいいとは思います。でも値段がブルマンよりはお安い程度で、他の産地のいい豆と比較して何倍もする場合もあるわけでして、言われないとわからないかもしれないくらいのジャマイカ、いらないんジャマイカと。
(昔のブルマンなんて、いれたての香りだけで、誰でもわかる特別な空間を作る力があったと思いますから。)

ということで、今、(本物かわからないものも含めて)ブルマンを扱っているところは本当に珍しくなりつつありますが関西ではけっこう残っているようですね。

ここのコーヒーは自分の焙煎でシダモを煎った時のバランスとそっくりだったので、びっくり。(実は頼んだのはブレンドでした)

あと、今時珍しいLP盤でBGMを聞かせてくれます。ワウフラッターという言葉を久しぶりに思い出しました。

それだけで酔えます。

自分も九州の水や空気に甘えずに、きちんとしたコーヒーが提供できるように努力し続けなければ。