The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

直火式ドラムに新しい風(熱風)を吹き込んでみた②

ドラムの熱風を直接吹き込む操作は、以前もそんなにグレードの高い方の豆でもない、しかも炒りにくいという説もあるコロンビア相手に試してみたことがありまして、業務用として評価の高い焙煎機と全く遜色ないと思われる結果が一発で得られたのですが、いかんせん、再現が難しいところと3キロにうまく応用するにはさらに難しいところがあって、そこまでで終わっていたのですが、今回ドラムの中に直接熱風を吹き込むというのを久しぶりにやってみました。

結果は。まだ新しい道具に慣れていないので100%どころか50%もいかない不完全なテスト条件ですが、もう明らかにクリアです。

中のチャフの半分を焙煎中に追い出すのがやっとという感じであるにもかかわらず、引っ掛かる感じがしません。そもそも操作を間違えて、冷風を送ってしまって、無駄に焙煎を長引かせて明らかに失敗したバッチでさえも、不完全ながらも、わずかにクリアに感じてしまうくらいです。

産地・銘柄にもよりますが、スタンダードに毛が生えたレベルのスペシャルティを無理やり浅煎り加減で降ろそうと格闘する今回のような場合限定の可能性もあるのですが。

比較してみると、熱風吹き込む前に戻せない気がします。

これは、ほんと。まだまだ限られた回数しかテストできてなくて、今回テストした銘柄限定の可能性もなきにしもあらずなのですけれど。やっぱりなあとおもわざるをえません。