一部のコアなファンが押す、ミニストップのコーヒーを試してみました。店を出て一口飲んでちょっとびっくり。
確かに、本物のタンザニアの香りがします。
注)機械で煎るとまずわかりませんが、タンザニアは焙煎中に本当に上等なお香のような香りがする豆で、その匂いが、変化して、かすかに残る傾向にあります。
結構、しっかりした酸味も感じられ、ブレンドなのに、スペシャリティのタンザニア風です。
コンビニコーヒーとしては攻めすぎ? これ、ちゃんとしたカップに入れて、お店で出てきたら、専門店で通用する味です。(注)水、空気の違う他地域、他店補では当てはまらないことが多いと思います。
今の紙コップは改良されて、昔の安い紙コップより相当よくなりましたが、このカップのタンザニアの匂いは少しだけ、いわゆる紙くささを連想させるところがあり、評価が分かれるところです。
スペシャリティコーヒーに慣れている人なら、たぶん、わかってもらえるでしょう、そうでない人には一部で誤解されそう。
酸味についても、タンザニアの酸味は同じアフリカでもエチオピアと比べると、少々しつこい感じになりがちで、慣れない人にはくどく感じるかもしれないものです。また、コーヒーを飲み慣れている人には、酸化した古い豆のテイストを少々連想させる場合もないとは言い切れません。(注。実際は十分新しい豆だと思いました)
ということで、プレミアム路線をつっぱしるミニストップらしく、コンビニコーヒーとしては十分にプレミアムなのですけど、お弁当やおにぎり、惣菜パンと一緒に飲まれることの多いコンビニコーヒーにしては冒険しすぎの感があり、飲む人を選ぶなあといったところです。
それと今回は、自分の地域の水道はコーヒーに関して言えば、いい線行っているということが再確認できました